※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象とした記事です。
例単講座での学習法
本講座は特別な裏技を使って英語力を伸ばそうとするものではありません。語学学習で本来やるべきことをやらないでいたために英語力が十分につかなかった人に対して、本来やるべきことをちゃんとやってもらうことを目的とします。
英語力を効率的に伸ばすために特に以下のことを肝に銘じて本講座を受講してください。
英文は声を出して読む
黙読は長文を読むときだけに限り、それ以外で英語に接するときは必ず声に出してください。本講座での例文も黙読せずに必ず声を出して読んでください。必ずですよ。
必ずですよ。
英文を日本語に訳さない
日本語は英語と語順が異なるので日本語で英文全体を理解しようとすると逆にうまく理解できなくなります。個々の英単語を日本語でイメージする分にはかまいませんが、英文全体を日本語に訳するのはやめてください。本講座でも例文に出てくる英単語の意味は説明しますが、英文全体の訳は載せていません。
できるだけ日本語の介入を避ける
英語は慣れです。「慣れ」なのでできるだけ英語に接する時間を増やすのが英語力向上のカギとなります。英語学習者がよく陥りがちな過ちは、英語を勉強しているつもりなのにほとんどの時間を日本語で講義を聞いたり、日本語で説明した文章を読んだりして、実際にはわずかの時間しか英語に接しないことです。本講座では、英語の例文を声を出して読むという作業をメインにすることで英語だけに接する時間を極力増やすようにしています。
英単語は文脈で思い出す
ほとんどの人は英単語を日本語の訳で覚えます。固有名詞や具象名詞(抽象名詞に対比される一定の形を備えた名詞のこと)はこのような覚え方で大丈夫です。「government=政府」で覚えてかまいません。ただし、ほとんどの動詞・形容詞・副詞は和訳と語感がずれるので、日本語の意味で覚えても実際の英会話や英作文でうまく使えません。たとえばclarify, disclose, reveal, elucidate, uncoverはすべて日本語では「~を明らかにする」という意味になりますが、英語では語感がそれぞれ異なります。個々の英単語の語感を正しく得るために例文の中で英単語の意味をイメージできるようにしてください。
毎日、本講座の学習に40分以上かける
本講座は一日20ワード、一週間で140ワード、一ヶ月で560ワードのペースで進行します。暗記力は個人差があるので、20ワード覚えるのに1時間以上かかる人もいれば、20分で覚える人もいます。しかし、いずれにせよ数日後には半分以上忘れる「短期記憶」にすぎないので、受講者は短期記憶を長期記憶に移行させるために忘れた頃にまた例文を朗読して覚え直してください。覚えるのに1時間以上かかる人も確実に1日のやるべき分量をこなしてください。 英語力が低いと例文の意味を理解するのに時間がかかりそれだけ英単語を覚えるスピードが遅いですが、英語力がつけばつくほど暗記力もつくので根気強く頑張ってください。暗記に時間がかかる人も短期記憶を長期記憶に移行させるために前やった分を復習する時間も作るのが望ましいですが、時間の余裕がない場合は長期記憶移行作業は本講座終了後でかまいません。受講終了後に、再度例文を朗読して英単語を覚えなおしてください。受講者が例文朗読と英文法学習に当てるべき最適時間は個人差はありますが、最低、毎日40分以上は本講座の学習に時間を当ててください。
著作権について
この講座で引用している英語版アニメのセリフの著作権は、その制作者に属します。この講座では英語学習を目的としてセリフを引用しています。 受講生の方がブログ等で英語セリフを引用するときは、本人の責任で著作権ルールに準じて行ってください。