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水谷隼らスポーツ選手がレーシックをすべきでない3つの理由

目次

卓球の水谷隼選手の目の不具合報道

卓球レポート」 に衝撃的な記事が掲載されました。平成30年度全日本卓球選手権大会に見事優勝した水谷隼選手へのインタビュー記事ですが、そこで水谷氏は目の調子が悪いことを告白します。

私は、以前から思わしくないと聞いていた水谷の目の状態について尋ねてみた。全日本で優勝したのだから、そう悪くはないのだろうという安直な気持ちで。だが、水谷の答えは、私の期待を裏切るものだった。


「よくないですね……。今も視界の全体がぼやけてて、車のヘッドライトに照らされてパッと見えなくなる、あれがずっと続いてる感じですね。ぼやけているというか霞んでいる感じです。」

全日本で勝てたのは、強いて言うなら、会場が明るかったからですね。暗いと、きついので、明るかったからまだ戦えたというのはあります。でも、パフォーマンス的には30%くらいですかね。全然よくはなかったです。
 大島との決勝でも、1ゲーム目を見たら、6本か7本は、ちゃんとラケットに当たっていません。大会通して、角とか変なところに当たってるミスがめちゃくちゃ多いです。一瞬反応が遅れて、相手コートに入れるだけになって(相手に)打たれたりというパターンも多かったですね。ただ、この1年くらいずっとそうなので、たくさん負けますし、あまり気にはしていません。もうしようがないと思って。
 プレーは、ほぼ勘です。どっちにボールが来るのか、全部賭けです。そうなる前に、アグレッシブに攻めて、相手の打てるコースを限定させるしかない。最初に自分から仕掛けて、相手の打てるコースを絞らせて、そこで勝負を賭けるという。だから前陣でプレーしているんです」

とくにこのインタビューが注目されたのは、水谷選手は2013年に視力が低かった左目のレーシック手術を受けており、その後遺症であることが懸念されているからです。

水谷
はい。2013年の夏に左目だけ手術をしていただきました。2012年夏のロンドンオリンピックで負けて、 しばらく卓球を離れていたのですが、その時にレー シックを受けました。

水谷
当時、卓球をしていてボールを打つ時に、自分ではラケットの真ん中に100パーセントあたる確信があって打っているのに、ラケットのふちにあたってし まうことがよくありました。これはもしかしたら目のせいではないかと思ったのです。以前は両目とも1.5だったのですが、急に左目だけ視力が落ちてしまいました。それで検査を受けて、手術することにしました。

水谷選手が頼ったのは安心レーシックネットワークというレーシック手術を推進する団体の代表を務める坪田一男医師です。水谷選手がレーシック手術を受けた半年後に、消費者庁はレーシック手術を安易に受けないように注意喚起をし、日本眼科学会日本眼科医会も消費者庁に歩調を合わせますが、マスコミで消費者庁批判を始めたのがこの坪田医師です。

当時、レーシック手術は安全だと主張する医師がメガネをかけていたことに2ちゃんねらーが食いつき、坪田医師に対するまとめ記事がいくつも掲載されます。

【コント】 「レーシックは安全です!」と主張する眼科医がwwwwwwwwwwwww

水谷選手は右目の視力が落ちたため、2018年にもレーシック手術を受けています。 しかし見え方が元に戻ることはありませんでした。

「ほんの少し右目に乱視と近視がありました。本来は手術する必要性は全くなかったのですが、少しでも良くなればと思いレーシックをしたけど改善できなかった」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190325-00000004-rallysv-spo

水谷選手が球がほとんど見えなくなったのはレーシック手術が原因なのでしょうか?

スポーツ選手がレーシック手術に慎重であるべき3つの理由

一般論として、レーシック手術はあまりお勧めできません。レーシック手術では点眼麻酔の後、眼球に吸引リングをつけて眼球を固定し、マイクロケラトームかイントラレーザーを用いて角膜の表面をめくりフラップとよばれるフタを作ります。そしてエキシマレーザーを角膜に照射して角膜の中央部分を削り、最後に照射面を洗浄した後、剥がしたフラップを戻して角膜に接着させます。しかし、角膜を削って、ドーム状のなだらかな曲線を描いている角膜の一部分をひしゃげた状態にすることを懸念する眼科医は多いです。また、①眼圧の上昇、②フラップの作成、③三叉神経の切断も危惧されます。吸引リングを角膜の周りに乗せる時に吸引をかけることで眼圧が正常の3倍以上に上昇しますが、急激に眼圧が上がると緑内障、網膜乖離、飛蚊症を引き起こすリスクが生じます。フラップ作成で一旦剥がした角膜の表面は通常1~3ヵ月間で角膜に固定されますが、手術前の状態に戻ることはありません。そのため、強い外圧がかかるとフラップがずれてしまいます。また手術の際、角膜浅層の三叉神経を切断しますが(だから角膜を削っても痛みが生じません)、レーシック医は切断された三叉神経は3ヵ月ほどでほとんどが回復すると言っているにもかかわらず、回復状況には個人差があり、うまく回復しないととドライアイなどの合併症が生じます。

あらゆる外科手術は失敗するリスクを伴います。失敗すれば患者は後遺症を負うという点では特にレーシック手術が特別ということではありません。しかし近視は病気ではなく、メガネやコンタクトレンズなどの対応策があるにもかかわらず、あえて失敗するリスクのある手術を受けるというのであればそれ相応の理由が必要となります。例えば、日経メディカルが2015年に1,003人の医師に対して行ったアンケート調査では、医師の9割は近視であっても自分は手術を受けないと回答しています。よほどの理由がなければ、9割の医師が「自分はしない」という手術を受けるべきではないでしょう。

スポーツ選手というのはその「よほどの理由」がある数少ない職業かもしれません。「視力さえよければトップ選手になれるのに」、「視力が悪いのでこのスポーツをあきらめざるを得ない」。そういった理由があれば、あえてリスクを冒してまでも手術をする価値があるかもしれません。ただしいくつか注意事項があります。以下、レーシック手術を受けることを考えているスポーツ選手が絶対見落とすべきでない注意事項を3点述べます。

格闘家とフラップ衝撃

近視の格闘家は多いと思います。もっと視力が良ければ相手の動きも瞬時に見極めることができてもっと強くなれるかもしれない。そう考える格闘家はレーシック手術を受けることを検討するかもしれませんが、絶対やめてください。レーシックを受けた目にパンチを受けるととんでもないことが起こります。レーシック手術で作られた角膜表面のフラップは完璧にはめくられる前の状態に戻ることはないので、そこに強い衝撃が与えられると角膜の表面がずれて剥がれてしまいます。そのためボクシング選手は絶対受けてはいけない手術であり、柔道といった打撃系でない格闘も相手の肘が目に当たるリスクといったものを考えると非常に危険な手術です。

そのため一部のレーシッククリニックは格闘家に対してLASEKを勧めています。日本ではラゼックやラセックと言われますが、正確にはレイゼックと発音します。LASEKでは角膜表面をめくってフラップを作りません。その代わりにアルコールを角膜表面に浸透させることで柔らかくし角膜上皮を除去します。そしてレーシックと同じようにエキシマレーザーを用いて角膜を削り、次に角膜上皮を洗浄し、取り除いた角膜上皮が再生するまでの約一週間、治療用コンタクトレンズを装着します。LASEKと似たような手術にPRKやEpi-LASIKがありますがそれらに共通するのはレーシックと異なりフラップを作らないことです。フラップを作らないことでフラップを作ることで生じるリスクを回避することができます。

LASEKはレーシックに比べると痛みがひどい、視力がすぐに安定しない、半年ほど紫外線対策のサングラスをかけなければいけないなどのデメリットがあるので特別な理由がない限り、患者にLASEKが勧められることはありませんが、衝撃に強いというメリットから格闘家に勧められることがあります。しかし、私は格闘家に限らず、どの方もLASEKを受けるべきではないと考えています。LASEKにはヘイズのリスクを伴うからです。ヘイズは角膜上皮下混濁と訳されます。文字通り角膜が混濁する症状です。角膜が混濁すれば当然のごとくよく見えなくなります。

LASEK3ヶ月目ですが、術後2週間から左が全く変わらず、聞くと現段階ではヘイズによる上皮不整が原因のようです。現在左が0.2で不正乱視のためか濁りのためか矯正できません。鏡で見る感じでは右も左も一緒なんですけどね。半年は様子見と言われへこんでます。

http://www.lasik-049.com/lasik_taiken/thread-10457.html

角膜が薄くて柔かいという理由でレーシックではなくレーゼックと言う手術を受けました。術後、角膜を守るコンタクトをしていましたが左目だけ、もやが掛かったような白く濁ったような感じになりました。 … 術後も充血したり激痛に耐えられなく受診したりしたのですがとても辛かったので再手術も憂鬱です。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1436546454

ある日の夕方、会社で左目に激痛と涙と鼻水が止まらない状態になりました。涙はハンカチで拭っても拭っても出ます。かんでもかんでも鼻水は止まりません。会社を早退させてもらい一時間はかかる帰路を、電車を乗り継いでなんとか自宅までたどり着きました。とにかく光が眩しく痛いので、やはり布団の中に入りました。痛みで眠れずボーッとした頭の中で、4年前のラゼック術後の痛みと同じだと思いました。尋常ではない痛みだけに、失明するのではないかという不安と原因を、暗闇の中で一晩中考えていましたが、思い当たるのはやはラゼック手術しかありませんでした。

https://kaigosuru.com/343-2/

最終的には本人が決めることですが、LASEKはレーシックよりもさらに眼科医が勧めない手術であることを肝に銘じておきましょう。

光の見え方の悪化

レーシック手術の後遺症の一つとしてあげられるのが光の見え方の悪化です。光の見え方の悪化には、①日中、光がまぶしい、②暗い所で光がにじんで見えたり、拡散して見える、③色覚が低下して暗い所でよく見えない、の3つがあります。

レーシック手術をして太陽の光がまぶしくなり、日中サングラスを外せなくなる人がいます。

サーフィン中の目について。 私は5年前にレーシック手術を受けました。(以前はソフトコンタクト使用)同じ頃、本格的に波乗りを始めたのですが、今現在、 快晴の日など日差しが強い時は眩しすぎて目が開けられません。波乗り後、目が開けられ無い程痛む事もあります。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1341758393

相変らずの変化なし。超眩しい。昼の晴天時はいつだって神々しい世界で土下座したい眩しさ。夕暮れ時でも眉間にしわ寄せてないときつい日がある。そのため外では朝だろうが夕方だろうが9割方サングラスを装着しております。

https://somei2012.hatenablog.com/entry/2012/06/06/225338

屋内でも芸能人はカメラのフラッシュに注意です。

暗闇での光には特に注意が必要です。レーシックを受けて映画館に行けなくなった人もいます。

ハロは光の周りに何重にも光の輪がかかって見える症状、グレアは目を細めないといけないほど光がまぶしく見える症状、スターバーストは光が拡散して見える症状です。 角膜を削ることにより眼の中で光の反射が変わるためこのような見え方になります。

ハロ・グレア・スターバーストに特に注意をしないといけないのがドライバーです。車のライトや信号がよく見えなくなり夜間の運転ができなくなる人もいます

自分は現在21才の消防士です!3ヶ月ほど前にレーシック手術を受けました。最初は視力もしっかりでていて夜のハローやグレアもそこまで気になりませんでした。 しかし時間が経って夜間視力の低下、ハローやグレアの悪化など夜間の活動に支障をきたすようになりました。…それでも現在夜活動しなければいけない 、むしろ夜活動するために受けたレーシックでまさかこんなことになるとは思いませんでした。本当に悩んでます。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1222607542

視力矯正レーシック手術を受けて6年位になります。最近になって後遺症に悩まされています。昼間はハッキリと見える文字が夜になると、街灯などの光が強く遮って読みにくくなり夜の運転も信号や対向車のライトが眩しくてヒヤッとする事が増えました。手術して一旦見えるようになった星や月も段々と広がっていき何重にもダブって見えます。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1251254712

プロ野球はデーゲームでもナイターでも光に反射すると見えにくくなる白い小さな球を使うので、光の見え方が悪くなると成績に直接影響します。巨人の槇原投手や中日の井端弘和選手がレーシック手術に失敗したとうわさされていますが、新人の白崎浩之選手もレーシック手術を受けたことを後悔しているようです。

DeNAのドラフト1位・白崎浩之内野手(22)=駒大=が11日、大学3年時に受けた視力矯正手術の負の影響に悩まされていることを明かした。同手術で確かに視力は回復した。当時、0・2程度だった視力は1・5~2・0になった。だが一方で、必要以上に光がまぶしく感じるようになったという。「曇りでもまぶしく感じる」ため、現在でも練習中や試合中にはサングラス着用が欠かせない。

http://blog.livedoor.jp/yakiusoku/archives/53870514.html

レーシック手術はまた、色覚が低下し色のコントラストがぼやけて見えるになるため、少しでも暗い所に行くと対象物が見えにくくなります。水谷選手はこう述べています。

アメリカに行って専門医にも見てもらったのですが、レーシック自体の経過はまったく問題ないし、繰り返しになるけど日常生活には問題がないんです。そもそも白いボールでプレーして、後ろの電光掲示板の広告の色も白やグレーなのでボールが見づらくなるのは当然じゃないですか

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190325-00000004-rallysv-spo

これが色覚低下です。レーシックでよくある症状なので尼崎市にある遠谷眼科ではレーシック手術を受けることを考えている患者に必ずこのリスクを説明するそうですが、残念ながら水谷選手はレーシック手術を受ける前に坪田一男眼科医からこのリスクの説明を受けていなかったようです。

テレビやパソコンの画面が明るいときや暗いときに、画面の明るさやシャープさを調整して見やすくすることができる機能があることを思いうかべてください。この画面の明暗・濃淡のことをコントラストといいます。私たちも、脳がうまく画像調整をしてものを見ているのですが、レーシックをすると、ものが前より暗く見えるようになった、ものの輪郭が前のようにシャープに見えなくなったと感じるという人がいます。実は、レーシックをしてコントラストが上がったという人もいないわけではないのですが、問題になりやすいのはコントラストが低下したと感じる人の方なのです。日常生活や職業に影響があると困るのです。ですからレーシックを受けるときにはコントラストの低下が起こりうるということを警戒しないといけないのです。
 海外の学会では、眼のカーブが急な人や、平坦な人、角膜を多く削った人が、コントラストの低下を感じやすいといわれています。画家やデザイナーなどの芸術家、歯の色で虫歯の程度を見分ける歯科医や、現場におちた塗料のかけらから車種を割り出す鑑識の仕事など、細かい色の違いを見分けるような仕事をしている人は、今の色の見え方が変わる可能性がゼロではないので、レーシックを受けても大丈夫かどうかもう一度検討してください。

遠谷眼科のサイトより https://www.entani.com/lasik/%e5%b1%88%e6%8a%98%e7%9f%af%e6%ad%a3%e6%89%8b%e8%a1%93%ef%bc%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%bbprk%e3%83%bbicl%ef%bc%89%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6

目に問題がなければボールの白と広告の白の区別は容易にできます。白とグレーの区別も難なくできます。しかしレーシック手術を受けた人の一部はこの区別が非常に困難になります。

パソコンに向かい…画像処理ソフトを立ち上げたのですが…見えない。眼鏡しても、見えない。以前は簡単だった、色の濃淡がほとんど分からない。画像をいじっても、前より見やすくなったのか、自分が頭に描いた画像に近づいているのか、全然分からない。細かい部分に焦点が合わなくて、暗めの画像なのか明るめの画像なのか全く分からない。…結構マジで子どもみたいに泣いてしまいました。

http://kuroneko.hatenadiary.com/entry/20121224/p1

スポーツ選手に限らず、レーシック手術を受けたことによって光の見え方が「ひどく」悪化すると、仕事がまともにできなくなり失職することになるのでレーシック手術を考えている人は、担当医からリスクの説明をしっかり受けるようにしてください。

動体視力の低下

レーシック手術は視力を向上させますが、それは遠方視力だけです。遠方視力とは遠いところが見える視力を指しますが、レーシック手術を受けても別の視力、例えば近方視力や動体視力や深視力や暗視力は向上しません。逆に低下します。その低下の度合いは個人差が大きく、 レーシック手術を受けてもその低下の度合いが小さいと気になりませんが、中にはひどく低下する人がいます。近くの見え方を示す近方視力はスポーツ選手には特に重要でありません。暗視力についてはすでに話しました。残りは動体視力と深視力です。

深視力とは距離感と立体感を感じる力のことです。大型免許を取るときに検査されますが、ボール競技でも非常に重要な「視力」です。レーシック手術前に深視力は検査されないので、手術後に深視力が低下しても「気のせい」ということにさせられます。スポーツ選手のビジョン・トレーニングもしているアイックスという眼鏡屋(福岡県飯塚市と東京銀座にあります)がレーシックと深視力の関連性についても詳しいそうなので、レーシック手術による深視力の低下が心配な方はこの眼鏡屋に相談することをお勧めします。

深視力にも関連するのが動体視力の低下です。要するに、視線をずらした時や動くものを追うときに対象物にピントが合うのが遅れる現象です。ソニーの最新デジカメは0.03秒でピントが合いますが、私が所有しているソニーデジカメは0.1秒近くかかります。これでは勝負になりません。スポーツ選手も動体視力が低下すれば致命的です。しかし、レーシック手術後に動体視力が低下したという報告は多数なされています。動体視力が低下すると、俊敏な動きが必要とされる競技では目が追って行けず何かと不利になるので、レーシック手術を検討しているスポーツ選手はとくにこのリスクを留意する必要があります。

そしてオペの後の不思議な現象に気付いた。
・目に近づいてきたものを避けられずに、目に入って怪我してしまう。
・フロントガラスが汚れている車の助手席に座るとすぐに眠くなる。
これは目のピント機能が瞬時に働かないから。オペ後一カ月は、ピントが合うまで0,1秒ほどの時間がかかった。まるでオートフォーカスのカメラがピントを合わせるかのようだった。そして一ヶ月を過ぎた頃から、目の怪我をすることが増えた。これがレーシックによるものだと気付いたのは、とあるメガネ屋さんが魔法のメガネを作ってくれると聞いて電話した時のことだった。

https://ameblo.jp/epirka/entry-11596477021.html

レーシックして半年ほどですが、遠近に目がついていきにくくなるのは、安定前だからでしょうか?近くを見ていてから遠くを見たりするとピント が合うまでに明らかに時間がかかることに気づきました。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1131204546

レーシックの手術後3か月経過した今の現状は・・・・
・光量の少ないところ(夕方や倉庫など)では極端に視力が下がる!
・ハログレア(光の拡散)により、夜間の信号機や対向車のヘッドライトは光源の5~10倍くらいに見える!(術後から一切改善、されていない)
・光が昼夜問わず眩しく、日中は偏光グラスが必須!
ピント調節に時間がかかり手元をみたり遠くを見たりに時間がかかる 。
・今まで見えていた、超近距離が見えなくなった。
・車の免許に必要な視力がギリギリ(左目は下回っている)
といった具合でかなりのデメリットばかり!

https://ameblo.jp/kyon000155/entry-12355166669.html

昨年レーシックを受けて、日常生活に問題がない程度には視力回復したのですが、野球のボールなど動くものを捉えられなかったり、文字など細かいものを見るとピントがあっていない感じを受けます。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10190975025?__ysp=44Os44O844K344OD44Kv

レーシック手術に慎重であるべきスポーツ

このようにレーシック手術にはフラップを作ることが角膜の表面がずれるリスク、光の見え方の悪化、動体視力の低下という3つのリスクがあります。格闘家は安易にレーシック手術を受けようと考えないでください。試合中にだけ遠方視力を上げたいのであれば寝ているときにコンタクトレンズをつけて日中に視力を上げるオルソケラトロジーでもかまわないはずです。光の見え方が特に問題となるスポーツは太陽の光やライトでボールが見えなくなるリスクがあるスポーツ、とくにボールが小さく、球速の早い競技です。思いつくのは野球に、バトミントンに、そして卓球です。逆に球速があまり早くなく、大きなボールを扱うサッカーやラグビーではこの問題が深刻となる可能性は下がります。最後に動体視力の低下。これも球速の早いスポーツでは特に問題が深刻となります。野球・バトミントン・卓球に加え、テニス選手もレーシック手術を控えた方がよいかもしれません。

水谷隼選手の目の不具合はレーシック手術によるものなのか? おそらくそうだと思います。彼は 「アメリカに行って専門医にも見てもらったのですが、レーシック自体の経過はまったく問題ない」とそれを否定しますが、暗視力・深視力・動体視力の低下というのはレーシック手術につきものの後遺症であり、それは言い換えると、レーシック手術に特に失敗がなくても出てくる症状です。水谷選手の「失敗」は手術前にレーシック医からその説明を受けなかったことです。『レーシック難民を救う会』というレーシック被害者の集まる団体がありますが、水谷選手にレーシック手術をした坪田一男医師はレーシック被害者に特に忌み嫌われている眼科医の一人です(もう一人は品川近視クリニックでずっと副院長を務めていた冨田実眼科医です)。坪田医師はレーシックの宣伝マンなので、水谷選手に「あなたの場合、視力が低いのは片目だけであり、またそんなに低いわけでもないのでレーシックするのはもったいない。コンタクトレンズで視力調整する方がよい」と言うわけはありません。深視力と動体視力は片目ずつではなく、両目で見る視力が大切なので両眼視機能検査を手術前に必ず受ける必要がありますが、水谷選手は両眼視機能検査を受けることもなく、暗視力・深視力・動体視力が低下するリスクがあるという説明を坪田医師から受けることなく手術に同意したはずです。水谷選手に関して残念に思うことはレーシック手術を受ける前にもっと信頼できる人たちに相談をしなかったことです。この記事ですでに紹介している尼崎市にある遠谷眼科や、銀座にあるアイックスなどに相談をしていればまた状況が変わっていたかもしれません。今さらこんなことを言ってもしょうがありませんが。

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