Crash Courseの哲学講座
例単講座の修了後、次のレベル向きの教材をうまく見つけられない人がおられます。そういう人にはアドバイスが必要となりますが、各人の英語レベルと関心内容は異なるので誰にでも勧められる英語教材というのはありません。だから個別的に対応することになります。受講終了後もEメール・ツイッターでの質問・相談は受付けているので英語学習で困ったことがあれば気軽にご相談ください。
その中でこれは面白いと思った教材があります。ユーチューブで視聴できるCrash CourseのPhilosophyの講座です。そこで今回はこの講座を紹介します。
Crash Courseとは何か?
インターネットでさまざまな学問について学べるサイトは数多くありますが、特におすすめなのがCrash Courseです。以下、ウィキペディア英語版での説明です。
Crash Courseは、John GreenとHank Greenによって始められた教育ユーチューブチャンネルです。YouTubeから資金提供を受けて始まりました。同チャンネルは2011年12月2日にプレビューを開始し、2020年2月現在、1000万人以上の加入者と12億回の動画視聴を記録しています。2014年11月にPBS Digital Studiosと提携し。これにより、コース数が一気に増えます。これまでに、38のCrash Courseのメインシリーズがあります。
資金が潤沢なせいかどの講座も非常に質が高いです。私は社会科学系なので経済学・心理学・社会学・政府の講座を次に視聴する予定ですが、
Economics 経済学
Psychology 心理学
Sociology 社会学
Government 政府
今回紹介するのは哲学のコースです。
Philosophy 哲学
Crash Courseの哲学講座
哲学コースは46のエピソードから成り立っています。先生はハンク・グリーンさん。哲学の専攻者ではないので内容について批判の声もあるのですが、哲学専攻者の監修で作られているので内容について特に心配する必要ありません。
字幕は11カ国語。英語は「英語」と「英語(自動再生)」の2種類がありますが、後者は字幕が出るのが遅いので前者を選択してください。グリーンさんはかなり早口です。ユーチューブ用の早口です。実際にアメリカの大学に入学してもこんな早口で話す教授のクラスを受けることはないので、彼の英語を最初聞き取れなくても悲観することはないのですが、彼は非常に正確な発音で英語を話しているので、まったく内容が分からない場合は、リスニングに問題があるのではなく、彼の話すスピードと同じレベルで英文を読めない、つまりリーディング力が不足している可能性が高いです。その場合は、ユーチューブ映像を視聴する前にスクリプトを読んで学習する必要があります。この哲学講座のスクリプトは以下のサイトで手に入れることができます。
ちょっと検索しづらいのですが、右上の空欄に crash course philosophy と記入すると、大体絞られるのでそこから目当ての哲学講座のエピソードを見つけることができます。
ユーチューブ講座の半分くらいは聞き取れそうだったら、字幕を付けて字幕を読みながら視聴しましょう。何度聞いても5割以下しか聞き取れない場合は再生速度を0.75倍に落としましょう。0.75倍にしても英語は不自然ではありません。ただし0.5倍は英語がおかしくなるのでやめてください。裏技ですが、1.25倍で聞いた後に1.0倍に戻すとさっきまで速すぎると思った英語がゆっくりに感じられます。
哲学を英語で学ぶのか、それとも英語を哲学で学ぶのか。That’s the problem.
英語を哲学以外から学びたい人は、Crash Courseの別のコースを視聴しましょう。社会科学のコースはすでに紹介しましたが、理系や人文学系のコースも充実しています。
Anatomy 解剖学
Astronomy 天文学
Big History ビッグヒストリー
Biology 生物学
Chemistry 化学
Computer Science コンピューターサイエンス
Ecology 生態学
Film Studies 映画研究
Games ゲーム
Intellectual Property 知的財産
Literature 文学
Mythology 神話
Physics 物理学
U.S. History アメリカ史
World History 世界史
World History II 世界史II
そういう人への補助ですが、46の各エピソードに出てくる知らない英単語をすべて自分で調べるのは大変でしょうから、重要語の意味をリストアップしています。1200語ほど載せてあるので、1200回分くらいは辞書を紐解く手間暇を節約できます。英単語は初出のエピソードに載せています。だからこのエピソードでの重要語のはずなのに出ていないという時は、ページ検索をして前に出ていないか確認してください。
では今から英語を哲学で学んで、英語力をつけるついでに哲学の素養も会得しましょう!!
1 哲学的議論
【注】一番最初のエピソードのCrash Course Philosophy Previewはこのコースの紹介にすぎないので飛ばしてかまいません。
哲学とは何か? #1
─哲学とは何か?
─哲学はいつ、どこで始まったのか?
─哲学の三部門とされるのは何か?
─形而上学とは何か?
─認識論とは何か?
─価値論とは何か?
─美学とは何か?
─論理学とはどのような学問か?
philosophy | 哲学 |
bard | 吟遊詩人 |
philosopher | 哲学者 |
the Academy | アカデメイア |
the Lyceum | リュケイオン |
empirical | 経験的な、経験主義の based on what is experienced or seen rather than on theory |
science | 科学 |
Ancient Greeks | 古代ギリシア人 |
philosophical approach | 哲学的アプローチ |
observation | 観察 |
the nature of reality | 実在の本質 |
matter | (精神界と対照して目に見える世界を構成している)物質 |
citizen | 市民 |
soul | 魂 |
immaterial | 非物質的な |
epistemology | 認識論 |
value theory | 価値論 |
ethics | 倫理学 |
obligation | 義務 |
aesthetics | 美学 |
aesthetician | 美学者 |
logic | 論理、論理学 |
metaphysics | 形而上学 |
field of study | 研究分野 |
a body of knowledge | 知識体系 |
argument | 議論 |
philosophical reasoning | 哲学的推論 |
historical origin | 歴史的起源 |
いかに議論するか? 哲学的推論 #2
─プラトンの魂の三分説とは何か?
─「床屋のパラドックス」、もしくは「ラッセルのパラドックス」とは何か?
─三段論法を用いて演繹法の例を上げよ。
─妥当(valid, validity)なのに真(true, truth)でない主張をせよ。
Aristotle | アリストテレス |
rational animal | 理性的な動物 |
Chris Hemsworth | クリス・ヘムズワース ※オーストラリアの俳優 |
argument | 議論 a reason or set of reasons given in support of an idea, action or theory. |
reasoning | 推論、理由付け the process of thinking about something in order to make a decision |
argue | 議論する give reasons or cite evidence in support of an idea, action, or theory, typically with the aim of persuading others to share one’s view |
Plato | プラトン |
reason | 理性 the power of the mind to think, understand, and form judgements logically |
Plato’s tripartite theory of the soul | プラトンの魂の三分説 |
emotional | 感情的な relating to your feelings or how you control them |
Charlotte’s Web | 『シャーロットのおくりもの』 ※1952年に出版された児童文学作品。納屋に住む蜘蛛のシャーロットと、子豚のウィルバーの友情を描く。 |
Wilbur | 『シャーロットのおくりもの』 に出てくる子豚の名前 |
appetitive | 欲求の、欲求に関する characterized by a natural desire to satisfy bodily needs |
carnal | 肉欲の relating to or given to crude bodily pleasures and appetites |
visceral | relating to deep inward feelings rather than to the intellect |
base | not having good moral principles |
Bertrand Russell | バートランド・ラッセル(1872-1970) |
existence | 存在 |
flawed reasoning | 欠陥のある推論 |
premise | (議論の全体となる)前提 a statement or idea that you accept as true and use as a base for developing other ideas |
anatomy | (詳細な)分析 a detailed examination of a subject |
dedutive reasoning | 演繹法、演繹的推論 |
Socrates | ソクラテス |
invalid | not based on true facts and therefore not right |
valid | based on truth or reason |
validity | 妥当性 the quality of being based on truth or reason |
conclusion | 結論 |
truth | 真実 |
crappy argument | まずい議論 crappy=very bad |
entail | ~を必然的に伴う necessarily involve |
stand up | be proved to be true, correct, useful etc when tested |
いかに議論するか? 帰納とアブダクション #3
─帰納法は演繹法とどう違うのか?
─帰納法の問題点を指摘せよ。
─ネルソン・グッドマンの「グルーのパラドックス」とは何か?
─コナン・ドイルの『四つの署名』でシャーロック・ホームズが推理に用いたアブダクションとはどのようなものか?
─ソクラテス式問答法とは何か?
induction | 帰納、帰納法 |
deductive proof | 演繹的証明 |
figure out | understand or solve |
rule out | ~を除外する decide that something is not possible or suitable |
predictability | 予測可能性 |
research | 研究 |
knowledge | 知識 |
personal experience | 個人的経験 |
effect | 効果 |
certainty | 確実性 |
probability | [U] 蓋然性; [C] ありそうな出来事、起きそうな出来事 |
predict | ~を予測する |
inductive argument | 帰納的議論 |
outlier | 外れ値 |
potential | 可能性 |
predictable | 予測可能な |
Nelson Goodman | ネルソン・グッドマン(1906-1998)。アメリカの哲学者 |
hypothetical | 仮想の、仮定の based on a situation that is not real, but that might happen |
riddle | なぞなぞ、難問 |
contradictory | 矛盾した mutually opposed or inconsistent |
predict | ~を予測する |
Sherlock Holmes | シャーロック・ホームズ |
The Sign of Fours | 「四つの署名」 |
improbable | ありそうもない not likely to happen or to be true |
abduction | アブダクション、仮説形成、仮説的推論 |
plausible | もっともらしい seeming likely to be true |
explanation | 説明 |
preposterous | completely unreasonable or silly |
interlocutor | 対話者 someone who is involved in a conversation |
counterargument | 反論 an opposing argument |
Gorgias | ゴルギアス |
conspiracy theory | 陰謀説 |
skeptical | 懐疑的な doubting that something is true |
dialogue | 対話 |
the Socratic method | ソクラテス式問答法 |
2 知識と信念
レオナルド・ディカプリオと実在の本質 #4
─プラトンの「洞窟の比喩」とは何か?
─今の自分の現実がまったく現実ではないということはあり得るのか?
turn out | 結局~であることがわかる |
Leonardo DiCaprio | レオナルド・ディカプリオ |
Inception | 「インセプション」 ※2010年公開の映画 |
perspective | 観点 |
myth | 神話 |
cave | 洞窟 |
The Republic | 「国家論」 |
Christopher Nolan | クリストファー・ノーラン ※「インセプション」の監督 |
prisoner | 囚人 |
conclusion | 結論 |
faulty | 欠陥のある having defects |
デカルトの懐疑論 #5
─デカルトの懐疑論について説明せよ。
─empirical beliefはどこまで信用できるか?
─local doubtsとglobal doubtの違いは何か?
─バートランド・ラッセルの「世界5分前仮説」とは何か?
The Matrix | 「マトリックス」 ※1999年公開の映画 |
illusion | 幻想 |
Neo | ネオ ※「マトリックス」でキアヌ・リーヴスが演じる主人公 |
approximation | 近似 something that is similar to another thing, but not exactly the same |
René Descartes | ルネ・デカルト (1596-1650) |
Cartesian | デカルトの |
the Wachowskis | ウォシャウスキー姉妹 ※「マトリックス」の映画監督。ラナとリリーは2人とも元男性 |
skepticism | 懐疑論、懐疑的な態度 an attitude of doubting that particular claims or statements are true or that something will happen |
skeptic | 懐疑論者 a person who disagrees with particular claims and statements, especially those that are generally thought to be true |
skeptical | 懐疑的な doubting that something is true |
belief | (真実であると信じる)考え、信念 the feeling that something is definitely true |
disbelieve | ~を疑う、信じない not believe |
analogy | アナロジー a comparison between one thing and another, typically for the purpose of explanation or clarification |
deception | だますこと the act of deliberately making someone believe something that is not true |
doubt | 懐疑 |
five minute hypothesis | 世界5分前仮説 |
Meditations on First Philosophy | 「省察」 ※1641年出版 |
realization | 本当だとわかること an act of becoming fully aware of something as a fact |
ロック、バークリー、経験論 #6
─目の前にあるリンゴは存在するのか?
─認識論における理性主義と経験主義の違いについて述べよ。
─センスデータとは何か?
─ジョン・ロックの経験論における第一性質と第二性質の違いについて述べよ。
─ジョージ・バークリーの「存在することは知覚されることである」(羅: Esse est percipi、英: To be is to be perceived)を論証せよ。
empiricism | 経験主義、経験論 the theory that all knowledge is derived from sense-experience. |
immaterial | 非物質的な spiritual, rather than physical |
material | 物質的な、物質でできた |
rationalism | 理性主義、合理主義 the theory that reason rather than experience is the foundation of certainty in knowledge |
tabula rasa | タブラ・ラーサ、文字の消された石板、白紙状態 an absence of preconceived ideas or predetermined goals |
John Locke | ジョン・ロック (1632-1704) |
sense data | センスデータ、感覚与件 ※視覚、触覚などの感覚を通じて意識に表われるもの |
primary qualities | 第一性質 |
secondary qualities | 第二性質 |
George Berkeley | ジョージ・バークリー (1685-1753) |
perception | 知覚 |
physical world | 物質界、物質的世界 |
知識の意味 #7
─「主張」と「命題」の違いを述べよ。
─「信念」が「知識」になるためにはどのような条件が満たされなければいけないか?
─ゲティス事例を用いて「正当化された真なる信念」がなぜ間違っているか説明せよ。
assertion | 主張 something that you say or write that you strongly believe |
proposition | 命題 a statement that consists of a carefully considered opinion or judgment |
truth value | 真理値 |
declarative sentence | 平叙文 |
indeterminate | 確定できない impossible to know about definitely or exactly |
propositional attitude | 命題的態度 |
false belief | 誤信念 |
justified true belief | 正当化された真なる信念 |
justification | 正当化 |
testimony | 証言 |
first person observation | 一人称の観察 |
Edmund Gettier | エドムンド・ゲティア ※アメリカの哲学者(1927-) |
Gettier Cases | ゲティア事例 |
Roderick Chisholm | ロデリック・チザム ※アメリカの哲学者(1916-1999) |
カール・ポパー、科学、疑似科学 #8
─カール・ポパーはどのような根拠でフロイトの精神分析学を疑似科学と見なしたのか?
─カール・ポパーはどのような根拠でアインシュタインの実験を科学の典型と見なしたのか?
─テストにおける「確証」と「反証」の違いを述べよ。
Albert Einstein | アルベルト・アインシュタイン(1979-1955) |
relativity | 相対性原理 |
Sigmund Freud | ジークムント・フロイト(1856-1939) |
psychoanalysis | 精神分析学 |
Karl Popper | カール・ポパー(1902-1994) |
pseudo-science | 疑似科学 |
general theory of relativity | 一般相対性理論 |
penis envy | ペニス羨望 |
confirmation | 確証 |
hard science | ハードサイエンス science, or a branch of science, in which facts and theories can be firmly and exactly measured, tested, or proved |
prove | ~を証明する |
confirm | ~を確証する |
disprove | ~を反証する show that something is wrong or not true |
disconfirm | ~を反証する show that something is wrong or not true |
falsify | ~を反証する show that something is wrong or not true |
irrefutable | 反駁できない impossible to prove wrong |
testable | テスト可能な |
falsifiable | 反証可能な |
contingency | コンティンジェンシー a future event or circumstance which is possible but cannot be predicted with certainty |
3 宗教と神の考え
アンセルムスと神の証明 #9
─宗教哲学は神学とどう異なるのか?
─宗教哲学が扱わない宗教的領域には何があるか?
─カンタベリーのアンセルムスはいかにして神の存在を証明しようとしたか?
─ガウニロとカントはカンタベリーのアンセルムスの神の存在証明をどのように批判したか?
─ジョン・ウィズダムの「見えない庭師の寓話」とは何か?
religion | 宗教 |
philosophy of religion | 宗教哲学 |
theology | 神学 |
atheism | 無神論 |
faith | 信仰 belief and trust in God |
the Bible | 聖書 |
religious anthropology | 宗教人類学 |
religious sociology | 宗教社会学 |
monk | 修道士 |
Anselm of Canterbury | カンタベリーのアンセルムス(1033-1109) |
deductive argument | 演繹的議論 |
the existence of God | 神の存在証明 |
ontology | 存在論 |
ontological argument | 本体論的証明、存在論的な証明 ※一般的には「存在論的議論」と訳される |
Guanilo | ガウニロ(994-1083) |
fallacy | 誤った考え、誤謬 a weakness in someone’s argument or ideas which is caused by a mistake in their thinking |
Immanuel Kant | イマヌエル・カント(1724-1804) |
predicate | 述語 |
John Wisdom | ジョン・ウィズダム(1904-1993) ※イギリスの哲学者 |
The Parable of the Invisible Gardner | 「見えない庭師の寓話」(?) |
アクィナスと宇宙論的証明 #10
─トマス・アクィナスの神の存在の宇宙論的証明における4つの議論とは何か?
─無限後退とは何か? 無限後退の何が問題なのか?
─トマス・アクィナスの神の存在の宇宙論的証明の問題点を指摘せよ。
Thomas Aquinas | トマス・アクィナス(1225頃-1274) |
cosmological argument | (神の存在の)宇宙論的証明 |
physical evidence | 物的証拠 |
motion | 運動 |
infinite regress | 無限後退 |
causation | 因果性 |
cause and effect | 因果、原因と結果 |
contingency | 偶然 an event (such as an emergency) that may but is not certain to occur |
necessary | 必然的な (of a concept, statement, judgment, etc.) inevitably resulting from or produced by the nature of things, so that the contrary is impossible |
contingent | 偶然的な true by virtue of the way things in fact are and not by logical necessity |
being | 存在(するもの、すること) |
polytheism | 多神教 |
sentient | 知覚できる、感じることができる able to perceive or feel things |
dialectic | 弁証法の、弁証法的な using questions and answers as a method of examining something or of finding a solution to a problem |
インテリジェントデザイン #11
─神の存在を目的論的に証明できるか?
─時計職人のアナロジーとは何か?
─偽のアナロジーの議論を用いて神の存在の目的論的証明の問題点を指摘せよ。
─神の存在の微調整論とはどのようなものか?
William Paley | ウィリアム・パーレイ(1743-1805) ※イギリスの聖職者兼哲学者 |
teleological argument | (神の存在の)目的論的証明 ※一般的には「目的論的議論」と訳される |
intelligent design | インテリジェントデザイン ※「知性ある何か」によって生命や宇宙の精妙なシステムが設計されたとする思想 |
analogy | アナロジー、類推 |
watchmaker analogy | 時計職人のアナロジー |
teleology | 目的論 the explanation of phenomena in terms of the purpose they serve rather than of the cause by which they arise |
disanalogy | 偽のアナロジー |
alternative explanation | 別の説明 |
natural selection | 自然淘汰 |
random mutation | ランダム変異 |
David Hume | デイヴィッド・ヒューム(1711-1776) |
evolutionary biology | 進化生物学 |
Richard Swinburne | リチャード・スウィンバーン ※イギリスの哲学者(1934-) |
Fine-Tuning Argument | (神の存在の)微調整論(?) |
teleologist | 目的論者 |
神はどのような存在なのか? #12
─全能の神は存在しうるか?
─全知の神がいるにもかかわらず、人は自由意志を持ちうるか?
─全善の神は悪事を行うのに全能と考えうるか?
─神に嘆願して将来を変更することは可能か?
personalized | (人間以外のものが)擬人化された |
anthropomorphic | (人間以外のものが)擬人化された |
Judeo-Christian | ユダヤ教とキリスト教の |
omni- | all; everything or everywhere |
scripture | 聖なる書物、経典 the holy books of a particular religion |
Augustine | アウグスティヌス(354-430) |
theist | 有神論者 a person who believes in the existence of a god or gods |
omniscient | 全知の having unlimited knowledge |
omnipotent | 全能の having unlimited power; able to do anything |
omnibenevolent | 全善の? having unlimited benevolence |
omnitemporal | 全時間的な involving or relating to all times |
omnipresent | 偏在する、どこにもいる present everywhere at the same time |
free will | 自由意志 |
divine attribute | 神の属性 |
divine impeccability | 神の罪過不可能性? |
commandment | 戒律 |
sin | 罪、罪悪 |
personal god | 人格神 |
petitionary prayer | 嘆願の祈り? |
analogical predication | 類比的叙述? |
悪の問題 #13
─神はなぜ悪の存在を許容するのか?
─自由意志弁護論はどのようにして道徳悪の存在を正当化するか?
─神は自然悪の存在を許容できるか?
─ジョン・ヒックの「魂の形成に基づく神義論」とは何か?
theistic perspective | 有神論的観点 |
atheist | 無神論者 |
theodicy | 神義論 ※神が善であるならなぜこの世に悪が存在するのかを論じる議論 |
Free Will Defense | 自由意志弁護論 |
moral evil | 道徳悪 |
natural evil | 自然悪 |
The Brothers Karamazov | 「カラマーゾフの兄弟」 |
Fyodor Dostoevsky | フョードル・ドストエフスキー(1821-1881) |
John Hick | ジョン・ヒック(1922-2012) ※イギリスの宗教哲学者 |
soul-making theodicy | 魂の形成に基づく神義論 |
反ワクチン論者、陰謀論、認識をめぐる責任 #14
─「認識をめぐる責任」とは何か?
─W.K.クリフォードが神への信仰を戒めたのはどのような根拠に基づくのか?
─ウィリアム・ジェームズはどのような根拠で神への信仰を肯定したか?
measles | はしか |
autism | 自閉症 |
whooping cough | 百日咳 |
mumps | おたふく風邪 |
scientific evidence | 科学的証拠 |
epistemic responsibility | 認識をめぐる責任 |
subdiscipline | 学問分野の下位区分 |
conspiracy theorist | 陰謀論者 |
W.K. Clifford | ウィリアム・キングドン・クリフォード(1845-1879) ※イギリスの数学者・哲学者 |
smallpox | 天然痘 |
anti-vaxxer | 反ワクチン論者 |
sexist | 性差別主義者 |
pop quiz | 予告なしで実施するクイズ、抜き打ちテスト |
rationalization | 理由付け、正当化 an attempt to find reasons for behavior and decisions |
beef | 不平 complaint |
William James | ウィリアム・ジェームズ(1842-1910) |
agnosticism | 不可知論 a philosophical or religious position characterized by uncertainty about the existence of a god or any gods |
インディ・ジョーンズとパスカルの賭け #15
─「パスカルの賭け」はどのようにして神の存在を正当化するのか?
─セーレン・キェルケゴールの信仰主義はなぜ信仰の非合理性を認めるのか?
─「ラッセルのティーポット」とは何か?
pragmatist | プラグマティシスト |
pragmatism | プラグマティズム |
Indiana Jones | インディ・ジョーンズ |
Blaise Pascal | ブレーズ・パスカル(1623-1662) |
Pascal’s Wager | パスカルの賭け |
hell | 地獄 |
deity | 神 |
Indiana Jones and the Last Crusade | 「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」 ※1989年公開 |
allegory | 寓喩、寓意 a story, poem, or picture that can be interpreted to reveal a hidden meaning, typically a moral or political one |
Soren Kierkegaard | セーレン・キェルケゴール(1813-1855) |
fideism | 信仰主義 the doctrine that knowledge depends on faith or revelation |
the Holy Grail | 聖杯 ◆中世の伝説で、イエス・キリストが最後の晩さんで用い、アリマタヤのヨゼフに与えたとされる杯 |
adjudicate | ~に裁定を下す officially decide who is right in a disagreement and decide what should be done |
4 存在と死
実存主義 #16
─本質主義とは何か?
─実存は本質に先立つか?
─あなたは実存主義者の唱える「不条理」に耐えられるか?
─「私は国のために兵士として戦争に参加すべきか? それとも年老いた母の看護をすべきか?」。このような相談を若者から受けたあなたは何と返答するか?
essence | 本質 |
social justice | 社会正義 |
artistic expression | 芸術的表現 |
existentialist | 実存主義者 |
essentialism | 本質主義 a belief that things have a set of characteristics which make them what they are, and that the task of science and philosophy is their discovery and expression; the doctrine that essence is prior to existence |
Friedrich Nietzsche | フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900) |
nihilism | ニヒリズム、虚無主義 |
Jean-Paul Sartre | ジャン=ポール・サルトル(1905-1980) |
existentialism | 実存主義 |
the absurd | 不条理 |
absurdity | 不条理 |
anecdote | (特定の人物・事件にまつわる)逸話 a short story based on your personal experience |
Albert Camus | アルベール・カミュ(1913-1960) |
死の観点 #17
─なぜソクラテスは死を恐れなかったのか?
─なぜエピクロスは死を恐れなかったのか?
─なぜトマス・ネーゲルは死を恐れる必要がないと主張したのか?
─なぜ荘子は死を恐れなかったのか?
afterlife | あの世、死後の世界 |
St. Peter | 聖ペテロ |
Hades | ハデス、ハーデース the land of the dead in the stories of ancient Greece |
Epicurus | エピクロス(BC341-BC270) |
hangover | 二日酔い |
barf | 吐く |
charley horse | 手足のけいれん、こむら返り |
movie spoiler | 映画の結末を勝手に教える人、ネタバレする人 |
FOMO | (チャンス・楽しいことなどを)逃すことへの不安 =fear of missing out |
Thomas Nagel | トマス・ネーゲル(1937-) ※アメリカの哲学者 |
Woodstock | 1969年8月にニューヨーク州サリバン郡ベセルで開かれたロック・フェスティバルのこと |
tragedy | 悲劇 |
the sanctity of life | 命の尊厳 |
Daoism | 道教 ※Taoismともいう |
Zhuangzi | 荘子 |
5 アイデンティティ
バットマンとアイデンティティ #18
─「テセウスの船」とは何か?
─ライプニッツの唱える「不可識別者の同一性」とは何か?
─「本質的性質」と「偶有的性質」は区別しうるか?
─お金のような代替可能なモノは交換しても同一なモノと主張しうるか?
Ship of Theseus | テセウスの船 ※ある物体の全ての構成要が置き換えられたとき、基本的に同じであると言えるのかという哲学的問題 |
identity | アイデンティティー、同一性 |
identical | similar in every detail |
Bruce Wayne | ブルース・ウェイン ※『バットマン』に登場する架空のスーパーヒーロー |
cowl | 頭巾 a large hood that covers your head and shoulders |
Dick Grayson | ディック・グレイソン ※『バットマン』に登場する架空のスーパーヒーロー |
Gottfried Wilhelm Leibniz | ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646-1716) |
indiscernibility of identicals | 不可識別者の同一性 |
the Joker | ジョーカー ※『バットマン』に登場する悪役 |
Allan Gibbard | アラン・ギバード(1942-) ※アメリカの哲学者 |
essential properties | 本質的性質 |
accidental properties | 偶有的性質 |
Heraclitus | ヘラクレイトス |
fungibility | 代替可能性 |
interchangeable | 交換できる |
fungible | 代替可能な、交換可能な |
drunken noodles | パッキーマオ ※タイ料理。麺と野菜の辛い炒め物 |
パーソナル・アイデンティティー(人格の同一性) #19
─身体論による人格の同一性の問題点を指摘せよ。
─記憶論による人格の同一性の問題点を指摘せよ。
personal identity | パーソナル・アイデンティティー、人格の同一性 |
body theory | 身体論 |
default position | 初期位置 the typical course of action, unless there are other considerations or exceptional circumstances |
red blood cell | 赤血球 |
skeleton | 骨格 the structure consisting of all the bones in a human or animal body |
Bernard Williams | バーナード・ウィリアムズ(1929-2003) ※イギリスの哲学者 |
thought experiment | 思考実験 |
presumably | 思うに、たぶん used to convey that what is asserted is very likely though not known for certain |
torture | 拷問、~を拷問にかける |
memory theory | 記憶論? |
butterflies in your stomach | 胸のドキドキ、ハラハラ感 a feeling of being very nervous or frightened about something |
dementia | 認知症 |
consciousness | 意識 your mind and your thoughts |
conceptual | 概念の |
人格の同一性を否定する議論 #20
─人格の同一性が時を隔てて存在しない場合は、その者は行動の責任を有するか?
─ヒュームにとっての自己とは何か?
─デレク・パーフィットにおける人格の同一性の議論を要約せよ。
the self | 自己 |
illusion | 幻想 |
identity theft | なりすまし犯罪、個人情報泥棒 the crime in which someone steals personal information about and belonging to another person |
personal responsibility | 個人的責任 |
hold A accountable for B | AにBの責任をとらせる |
no-brainer | 頭を使わなくてもいいとても簡単な事 something that requires or involves little or no mental effort |
Derek Parfit | デレク・パーフィット(1942-2017) ※イギリスの哲学者 |
marriage vow | 結婚の誓い |
パーソンフッド(個性をもった人であること) #21
─パーソンとヒューマンはどう違うのか?
─パーソンであって、ヒューマンでない例をあげよ。
─ヒューマンであって、パーソンでない例をあげよ。
─パーソンフッドの遺伝的基準と認知的基準と社会的基準の違いについて述べよ。
─ピーター・シンガーの唱える感覚力とは何か?
─パーソンフッドの勾配理論とは何か?
fetus | (受精後9週目に入ってから出産までの)胎児 |
Johann Strauss | ヨハン・シュトラウス |
Freddy Mercury | フレディ・マーキュリー(1946-1991) ※「クイーン」のボーカリスト |
Chewbacca | チューバッカ ※「スターウォーズ」に出てくる架空の人物 |
C-3PO | シースリーピーオー ※「スターウォーズ」に出てくるロボット/ドロイド |
personhood | (個性をもった)人であること |
human | (動物と異なる生き物としての)人、人間 |
biological term | 生物学的用語 |
constitute | ~を構成する、~の構成要素となる be (a part) of a whole |
personhood | (個性を持った)人であること |
abortion | 中絶 |
euthanasia | 安楽死 |
Supes | Supermanの略語 |
Kryptonian | クリプトン人 |
kryptonite | クリプトナイト ※スーパーマンの弱点として知られる架空の物質 |
Lex Luthor | レックス・ルーサー ※「スーパーマン」に出てくる悪役 |
alien | 異星人、宇宙人 |
artificial intelligence | 人工知能 |
Wall-E | ウォーリー |
Samantha | 映画「her/世界でひとつの彼女」(2013)に登場する人工知能型OS |
Her | 邦題「her/世界でひとつの彼女」 |
great ape | 類人猿 |
vegetative state | 植物状態 |
inhumane | 非人道的な extremely cruel and causing unacceptable suffering |
capital punishment | 死刑 |
John Noonan | ジョン・ヌーナン(1926-2017) |
Genetic Criterion | 遺伝的基準? |
cell | 細胞 |
corpse | (人間の)死体 |
android | アンドロイド |
Mary Ann Warren | メアリー・アン・ウォーレン(1946-2010) ※アメリカの哲学者 |
self-motivated | 自発的な motivated to do or achieve something because of one’s own enthusiasm or interest, without needing pressure from other |
self-awareness | 自己認識 conscious knowledge of one’s own character and feelings |
cognitive criteria | 認知的基準? |
intuitive | 直観の、直感で理解できる based on feelings rather than facts or proof |
Peter Singer | ピーター・シンガー(1946-) ※オーストラリア出身の哲学者。現プリンストン大学教授 |
sentience | 感覚力 the capacity to feel, perceive, or experience subjectively |
toggle switch | トグルスイッチ |
gradient theory | 勾配理論 |
dimmer switch | ディマースイッチ |
pregnancy | 妊娠 |
cognition | 認知 |
あなたの心はどこにあるのか? #22
─心身問題において「還元的な物理主義」と「実体二元論」のどちらの方が正しいと思うか?
─心身問題における「相互作用論」と「随伴現象説」の違いを述べよ。
─クオリアとは何か?
─コリン・マッギンの神秘主義とは何か?
freak accident | 不慮の事故 |
explosion | 爆発 |
iron rod | 鉄の棒 |
Phineas Gage | フィニアス・ゲージ(1823-1860) |
personality-wise | 人格に関して in terms of personality |
belligerent | hostile and aggressive |
jerk | 嫌な奴 a man who is stupid or who does things that annoy or hurt other people |
misfortune | 不運 |
fodder | (話・議論の)ネタ、素材 |
neurology | 神経学 |
physically | 肉体的に、身体的に in a manner relating to the body as opposed to the mind |
reside | (場所に)ある、位置している be situated |
reductive physicalism | 還元的な物理主義 |
neurotransmitter | 神経伝達物質 |
prescribe A to B | AをBに処方する |
brain chemistry | 脳内の化学物質 |
substance dualism | 実態二元論 |
mind | 心 |
interactionism | 相互作用論 |
PB&J | ピーナッツ・バターとジャムのサンドイッチ peanut butter and jam sandwich |
the mind-body problem | 心身問題 |
tether | ~をつなぎ綱[鎖]でつなぐ |
pineal gland | 松果腺 |
Frank Jackson | フランク・ジャクソン(1943-) ※オーストラリアの哲学者 |
sensory organ | 感覚器官 |
qualia | クオリア the internal and subjective component of sense perceptions, arising from stimulation of the senses by phenomena |
physicalist | 物理主義者 |
promissory note | 約束手形 |
dualist | 二元論者、二元論の |
epiphenomenalism | 随伴現象説 |
Colin McGinn | コリン・マッギン(1950-) ※イギリスの哲学者 |
mysterianism | 神秘主義 |
compartmentalized | 区分化された |
reflection | 熟考 serious thought or consideration |
subjective | 主観的な |
objective | 客観的な |
verifiable | 検証可能な |
neuron firing | ニューロン発火 |
empirical research | 実証研究 |
compartment | (仕切られた)区画 |
人工知能とパーソンフッド #23
─ロボットはパーソンになることができるか?
─「弱いAI」と「強いAI」の違いは何か?
─チューリングテストとは何か?
─ジョン・サールの「中国人の部屋」で言わんとしていることは何か?
subject | 主題 the thing that is being discussed, considered, or studied |
Replicant | レプリカント ※映画「ブレード・ランナー(Blade Runner)」に登場する人造人間 |
Cylon | サイロン ※SFテレビドラマ『宇宙空母ギャラクティカ』(Battlestar Galactica)に登場する架空のキャラクター |
proofread | ~を校正[校閲]する |
mimic | ~を真似る |
weak AI | 弱いAI |
be characterized by | ~に特徴づけられる |
strong AI | 強いAI |
inorganic system | 無機系? |
Alan Turing | アラン・チューリング(1912-1954) |
Turing Test | チューリングテスト |
behavior | 行動 a particular way of acting |
intentionality | 志向性、意図性 |
William Lycan | ウィリアム・ライカン(1925-) ※アメリカの哲学者 |
person-like | 人のような |
viola | ヴィオラ |
have a weakness for | ~に目がない、~が大好きである |
genetic code | 遺伝暗号 |
ensoulment | the moment at which a human being gains a soul |
objector | 反対者 |
John Searle | ジョン・サール(1932-) ※アメリカの哲学者 |
Chinese room | 中国語の部屋 ※哲学者のジョン・サールが、1980年に “Minds, Brains, and Programs” という論文の中で発表した思考実験。 |
fool A into …ing | Aをだまして~させる |
6 自由意志と決定論
決定論と自由意志 #24
─あなたは自由意志論と決定論のどちらの方が正しいと思うか?
─event causationとagent causationとは何か?
─還元主義とは何か?
Oedipus | オイディプース |
legend | 伝説、言い伝え |
prophecy | 予言 prediction |
foretell-foretold-foretold | ~を予言する predict |
adoptive parents | 養父母 |
lo and behold | 驚くなかれ used before mentioning something surprising that happened – used humorousl |
libertarian free will | リバタリアンの自由意志? |
political libertarianism | 政治的リバタリアニズム |
metaphysically | 形而上学的に |
hard determinism | 強い決定論 |
the principle of alternate possibilities | 代替可能性の原則? |
option | 選択肢、選択できるもの |
non-physical | 非物質的な、非身体的な |
event causation | イベント因果関係? |
agent causation | エージェント因果関係? |
deterministic | 決定論的な |
casual chain | 因果連鎖 |
untenable | (理論・学説などが)擁護できない If a theory or argument is untenable, it cannot be supported or defended against criticism |
physical law | 物理法則 |
reductionism | 還元主義 |
mental state | 精神状態、心の状態 |
physical state | 物理的状態 |
temperament | 気質、気性 the part of your character that affects your moods and the way you behave |
refute | ~を反証[論駁]する prove (a statement or theory) to be wrong or false |
cog in a machine | 機械の中の歯車の歯 |
互換性 #25
─互換性の議論では、自己の行動の道徳的責任はどのようにして問われるのか?
─フランクファート型事例とは何か?
─パトリシア・チャーチランドはどのような根拠でFree/Not Freeの二分法を否定しているか?
molest | (子どもに)性的いたずらをする |
stepdaughter | まま娘 a daughter that your husband or wife has from a relationship before your marriage |
pedophilia | 小児性愛 |
tumor | 腫瘍 |
orbitofrontal cortex | 眼窩前頭皮質 |
sexual impulse | 性的衝動 |
pedophilic | 小児性愛の |
compatibilism | 互換性 ※自由意志と決定論が相互に互換性があり、論理的に矛盾することなく両方を信じることができるという信念 |
self-determined | 自己決定の、自ら決定した |
mental illness | 精神病、精神疾患 |
flirty | 気のあるそぶりを見せる behaving as if you are sexually attracted to someone, although not seriously |
Harry Frankfurt | ハリー・フランクファート(1929-) ※アメリカの哲学者 |
Frankfurt Cases | フランクファート型事例 |
abduct | ~を誘拐する |
dormant | 休止状態の temporarily inactive or inoperative |
abductee | 誘拐された人 |
Republican | 共和党員 |
Democrat | 民主党員 |
Patricia Churchland | パトリシア・チャーチランド(1943-) ※カナダ出身のアメリカの哲学者 |
hold A accountable | Aに責任を課す |
sneezing | くしゃみ |
sober | 酔っていない、しらふの |
let A off the hook | Aを見逃してやる |
pee | おしっこする |
bladder | 膀胱 |
7 言語
言語と意味 #26
─「意味」(sense)と「意義」(reference)の違いは何か?
─「定義」で必要とされていた「必要条件」と「十分条件」の違いを述べよ。
─ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの言う「家族的類似」と「クラスター概念」とは何か?
─「ウィトゲンシュタインのカブトムシ」とは何か?
Chutes and Ladders | 「蛇と梯子」 ※欧米で昔から子供に人気のボードゲーム |
Dungeons and Dragons | 「ダンジョンズ&ドラゴンズ」 ※1974年にアメリカで製作・販売された世界で最初のロールプレイング・ゲーム |
ring around the rosy | リング・ア・リング・オー・ローゼズ ※輪を描いて踊り、合図とともに全員がしゃがむ、子供の遊び |
solitaire | ソリティア ※一人で遊ぶゲームのこと |
The Game of Thrones | 「ゲーム・オブ・スローンズ」 ※2011年から2019年にアメリカで放映されたテレビドラマ |
philosophize | (重大な問題について)長い時間をかけて詳細に話す talk about serious subjects in detail or for a long time |
mull | じっくり考える think about a problem, plan etc for a long time before making a decision |
mouser | ネズミを捕る動物 |
feline | ネコ科の動物 |
Gottlob Frege | ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925) ※ドイツの哲学者 |
sense | 意味 |
reference | 意義 |
lap cat | 座っている人の上に乗りたがるネコ |
rodent | 齧歯動物 ※ネズミ、リス、ビーバーなどの、物をかじるのに適した大きな切歯を持つ齧歯目の小動物 |
definition | 定義 |
necessary condition | 必要条件 |
sufficient condition | 十分条件 |
bachelor | 独身男性 |
criterion (複 criteria) | (判断の)基準、尺度 |
Ludwig Wittgenstei | ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951) |
define | ~を定義する |
counterexample | 反例 |
Candyland | キャンディランド ※お菓子の国のボードゲーム |
Cards Against Humanity | カード・アゲンスト・ヒューマニティー ※アメリカで人気のカードゲーム |
family resemblance | 家族的類似 |
cluster concept | クラスター概念? |
paradigm case | パラダイム事例? |
fringe case | 周辺事例? |
phenomenon (複 phenomena) | 現象 |
linguistic community | 言語共同体 |
shoehorn | 靴べら |
plausible | もっともらしい、ありそうな seeming reasonable or probable |
private language | 私的言語 ※一人の人間にしか理解できない言語 |
subjective experience | 主観的体験 |
temple | こめかみ |
profession | 告白、表明 a statement of your belief, opinion, or feeling |
like-like | (友だち以上恋人未満レベルの)~が好きだ |
ネットフリックスを見てくつろごうよ! #27
─ポール・グライスの「会話の含み」とは何か?
─ポール・グライスの「協調原理」とは何か?
─ポール・グライスの「4つの会話の格率」とは何か?
─ジョン・L・オースティンの「行為遂行的発話」とは何か?
literally | 文字通りに using the real or original meaning of a word or phrase |
intrinsic meaning | 内在的意味、固有の意味 |
literal meaning | 文字通りの意味 |
malnutrition | 栄養不良 |
at death’s door | 瀕死の状態で、重体で |
powder one’s nose | (女性が)トイレに行く |
Netflix and chill | ネットフリックスを見てくつろごうよ ※性的な目的で女性を部屋に誘う時の男性の決まり文句 |
Paul Grice | ポール・グライス(1913-1988) |
conversational implicature | 会話の含み |
context | 文脈 |
social convention | 社会的慣習 |
cooperative principle | 協調原理 |
maxim | 格率 a short statement of a general truth, principle, or rule for behavior |
quantity, quality, relation, and manner | 量・質・関係・様態 |
diarrhea | 下痢 |
scumbag | 卑劣な人 a nasty unpleasant person |
Legion of Substitute Heroes | アメリカの人気コミック |
Chlorophyll Kid | Legion of Substitute Heroesに出てくるキャラクター |
supercilious | 傲慢な、人を見下した behaving or looking as though one thinks one is superior to others |
bae | ボーイフレンドもしくはガールフレンド |
flout | (規則・法・慣習などを)あからさまに無視しする |
sarcasm | 皮肉 |
ten-dollar word | a long and uncommon word used in place of a shorter and simpler one with the intent to appear sophisticated |
J.L. Austin | ジョン・L・オースティン(1911-1960) ※イギリスの哲学者 |
a state of war | 戦争状態 |
speech-act | 発話行為 |
felicitous | (状況に)適切な |
declaration of war | 宣戦布告 |
performative utterance | 行為遂行的発話 |
いかにして言葉は人を傷つけるか #28
─「使用と言及の区別」(use/mention distinction)とは何か?
─ヘイトスピーチはdirty wordsとどう異なるのか?
─thick conceptとは何か? 例をいくつか挙げよ。
─チャールズ・R・ローレンスIIIがヘイトスピーチは法的規制されるべきと考えた理由は何か?
─「隠喩的同一化」(metaphorical identification)とは何か?
boxer shorts | ボクサー・ショーツ |
hilarious | extremely funny |
edgy | unusual in a way that is fashionable or exciting |
dirty | bad, dishonest, or immoral |
underwear | 肌着類、下着 |
off-the-cuff | (発言が)その場の思いつきの |
use-mention distinction | 使用と言及の区別? |
off-limits | not to be mentioned or discussed |
scatological | スカトロに関する |
blue | わいせつな |
coarse | 粗野な、下品な rude or vulgar |
in polite company | フォーマルな場で in formal settings |
thick concept | 濃密な概念? |
Charles R. Lawrence III | チャールズ・R・ローレンスIII ※ハワイ大学法学部教授 |
faggot | (侮蔑的)男性の同性愛者 |
sting | (言葉で)傷つける |
fighting word | 挑発的な言葉 |
Stephanie Ross | ステファニー・ロス ※ミズーリ大学セントルイス校哲学部教授 |
innocuous | 害のない not offensive, dangerous, or harmful |
endearment | 愛情を示す行為[言葉] actions or words that express your love for someone |
metaphorical identification | 隠喩的同一化? |
far-fetched | ありそうもない extremely unlikely to be true or to happen |
act out | 演じる |
insidious | 知らぬ間に進行する (of something unpleasant or dangerous) gradually and secretly causing harm |
slut | 誰とでも簡単に寝る女 a woman who has many casual sexual partners |
casual sex | sexual activity between people who are not established sexual partners or do not know each other well |
revealing | (服が)露出度が高い |
think twice | じっくり考える |
scrutinize | ~を注意深く調べる examine something very carefully |
philosophy of language | 言語哲学 |
8 美学とアート
存在しない対象と想像的世界 #29
─現実世界には存在しない空想世界の対象物はどのように存在しているのか?
─アレクシウス・マイノングの存在論における3つの階層をそれぞれ述べよ。
─「マイノングのジャングル」とは何か?
─university of discourseの例を挙げよ。
reindeer | トナカイ |
physical object | 物理的対象 |
philosophy of art | 芸術哲学 |
conceptualize | ~を概念化する |
referent | 指示物 |
Snow White | 白雪姫 |
dwarf | 小人 |
parse | (文中の語の)品詞・文法的関係を説明する |
conundrum | なぞなぞ、難問 |
Alexius Meinong | アレクシウス・マイノング(1853-1920) |
absistence | being an object but not having being |
absist | ? |
substituent | 置換可能な? |
contemporary | 同時期の人 |
nutter | a mad or eccentric person |
Meinong’s Jungle | マイノングのジャングル |
hippogriff | ヒッポグリフ ※馬の体にワシの翼と頭部を持つ伝説上の架空動物 |
gobstoppe | ゴブストッパー ◆大きな球状のキャンディー |
baloney | ばかげたこと nonsense |
aesthetician | 美学者 a person who is knowledgeable about aesthetics |
metaphorically speaking | 例えて言うと |
universe of discourse | 議論領域 ※discourseはそのまま「ディスコース」と訳す方がよさそう。 |
default | 初期値、規定値 something that is usual or standard |
wizard | 男の魔法使い |
traveling | トラベリング ※バスケットボールの3歩以上歩いてはいけないというルール |
J.K. Rowling | J・K・ローリング(1965-) ※『ハリーポッターシリーズ』の作者 |
House of Cards | 『ハウス・オブ・カード 野望の階段』 ※テレビドラマ |
Frank Underwood | フランク・アンダーウッド ※『ハウス・オブ・カード 野望の階段』に登場する架空の人物 |
foot race | かけっこ |
The Flash | 『THE FLASH/フラッシュ』 ※テレビドラマ |
DC/Marvel crossover | 2大アメコミ出版社である「DCコミックス」と「マーベルコミックス」が出版したコミックミニシリーズのクロスオーバー |
審美 #30
─アートとは何か?
─審美で間違うことはあるか?
─美的価値は客観的でありうるか?
─美的感覚は学習して得ることができるか?
bronze | 青銅、ブロンズ |
statue | 彫像 |
staircase | (手すりなどを含む)階段 |
get up to do | (好ましくないこと)をする |
trick | いたずら、悪ふざけ |
raucous | impolite, noisy, and violent |
artwork | 芸術作品 |
aesthetic | 美の、美に関する connected with beauty and the study of beauty |
sensory | 感覚の relating to or using your senses of sight, hearing, smell, taste, or touch |
savor | fully enjoy the taste or smell of something |
aesthetic appreciation | 審美 |
aesthetically | 美学的に、審美的に |
function | 機能 |
object | 対象 |
intriguing | very interesting because it is strange, mysterious, or unexpected |
vinyl | レコード盤 |
Leo Tolstoy | レフ・トルストイ(1828-1910) |
ineffable | 言葉では言い尽くせない too great to be described in words |
oftentimes | often |
footprint | 足跡 |
row | 横列 |
square canvas | 正方形の画布 |
close-up | 詳細な描写 an intimate and detailed description |
still-life | 静物 ※果物・花瓶などの無生物の画題 |
prime | ~に下塗りする |
Arthur Danto | アーサー・ダントー(1924-2013) ※アメリカの美術評論家、哲学者 |
beholder | 見る人 a person who sees or looks at someone or something |
ultimate arbiter | 最終裁定者 |
intuition | 直観 |
conflicting | 相反する、相容れない different and opposing |
objective criterion (複 criteria) | 客観的基準 |
aesthetic value | 美的価値 |
aesthetic taste | 美的感覚 |
wine snob | ワイン・スノッブ ※ワインの知識をひけらかす鼻持ちならないワイン通 |
Stephen Curry | ステフィン・カリー(1988-) ※NBAのバスケットボール選手 |
美学 #31
─ロビン・ジョージ・コリングウッドの言う「アミューズメントアート」と「マジックアート」の違いは何か?
─プラトンとアリストテレスのアートについての考え方の違いを説明せよ。
─カタルシスは「悲劇の問題」をうまく説明できるか?
─「フィクションのパラドックス」とは何か?
─アーティストは自分の作品の道徳的責任を負うか?
Marco Evaristti | マルコ・エバリスティ(1963-) ※チリ生まれでデンマークに在住のアーティスト。2007年にはモンブランの山頂を赤く染めようとして逮捕される |
(electric) blender | ミキサー |
be unplugged | 電気のプラグを抜く |
for A’s part | Aに関する限り |
voyeur | (性的欲求のために)のぞき見する人、出歯亀 |
censorship | 検閲 |
R. G. Collingwood | ロビン・ジョージ・コリングウッド(1889-1943) |
amusement art | アミューズメントアート? |
magic art | マジックアート? |
Harriet Beecher Stowe | ハリエット・ビーチャー・ストウ(1811-1896) |
Uncle Tom’s Cabin | 『アンクルトムの小屋』(1850) |
fandom | ファンの世界、マニア界 ※fanとkingdomの造語 |
escapism | 現実逃避、現実逃避のための空想 |
flick | ひょいと動かすこと |
stick-with-it-ness | 粘り強さ、根気強さ |
horcrux | ホークラックス、分霊箱 ※「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる造語 |
Bertie Bott’s Every Flavor Beans | バーティ・ボッツの百味ビーンズ ※魔法界において最も人気のあるお菓子のひとつ |
David Slater | デイビット・スレイター ※イギリス人の自然写真家 |
the People for the Ethical Treatment of Animals | 動物の倫理的扱いを求める人々の会 |
primate | 霊長類 |
opposable thumbs | (親指が他の指と)対置できる |
catharsis | カタルシス the process of releasing strong emotions through a particular activity or experience, such as writing or theatre, in a way that helps you to understand those emotions |
the problem of tragedy | 悲劇の問題 |
clutch | ~をしっかり握る |
bawl one’s eyes out | 泣き叫ぶ |
tearjerker | お涙頂戴もの、涙を誘う映画・演劇など |
Kendall Walton | ケンドール・ウォルトン(1939-) ※アメリカの哲学者 |
quasi-emotions | 疑似感情? |
Noel Carroll | ノエル・キャロル(1947-) ※アメリカの哲学者 |
school of thought | (思想や芸術などの)学派、流派 |
autonomist | オートノミスト |
scrutiny | 精査 careful and thorough examination |
pulverize | ~をコテンパンにやっつける |
aesthetic moralist | 美的モラリスト? |
wanton | (of a cruel or violent action) deliberate and unprovoked |
9 倫理学の基礎
メタ倫理学 #32
─メタ倫理学とは何か?
─道徳的実在論と道徳的反実在論のどちらの方が正しいと思うか?
─記述的文化相対主義と規範的文化相対主義のちがいは何か?
─道徳的主観主義とは何か?
metaethics | メタ倫理学 |
preference | 選好 a greater liking for one alternative over another or others |
cultural convention | 文化的な慣習 |
metaethical view | メタ倫理的見解 |
a thorny problem | a problem that is complicated and difficult |
testable | 検証可能な |
every bit as | ~とまったく同様に equally as |
be nabbed for | ~で逮捕される |
carbon monoxide | 一酸化炭素 |
inadvertently | without intention; accidentally |
suss (out) | realize or discover |
moral realism | 道徳的実在論 |
gut | coming from your emotions, not from thought |
gratuitous violence | いわれのない[根拠のない]暴力 |
the grounding problem of ethics | ? |
moral antirealism | 道徳的反実在論 |
moral absolutist | 道徳的絶対主義者 |
moral relativism | 道徳的相対主義 |
cultural relativism | 文化相対主義 |
descriptive cultural relativism | 記述的文化相対主義 |
unethical | 非倫理的な |
normative cultural relativism | 規範的文化相対主義 |
inclusiveness | 包括性 |
tolerance | 寛容 willingness to accept behaviour and beliefs that are different from your own, although you might not agree with or approve of them |
moral progress | 道徳的進歩 |
moral subjectivism | 道徳的主観主義 |
ethical theory | 道徳論 |
natural law theory | 自然法論 |
utilitarianism | 功利主義 |
moral principle | 道徳的原則 |
divine command theory | 神の命令論? |
神の命令論 #33
─「神の命令論」とは何か?
─「エウテュプロン問題」とは何か?
─神が突然あなたの目の前に現れ、殺人をせよと命じられたらあなたは殺人を犯すか?
Deuteronomy | (旧約聖書の)申命記 |
fabric | 布、織物 |
linen | リネン |
The First Epistle to Timothy | テモテへの第一の手紙 |
braid | 編んだ髪 「2:9 同じように女も、つつましい身なりで、控えめに慎み深く身を飾り、はでな髪の形とか、金や真珠や高価な衣服によってではなく」 |
Leviticus | レビ記 |
edict | 布告、命令 an official order |
divine | 神の、神から授かった |
the divine | 神 |
foundation | 土台、基盤 basis |
period | ピリオド、終止符 |
observant | (戒律を)厳守する adhering strictly to the rules of a particular religion, especially Judaism |
the Ten Commandments | 十戒 |
smack talk | critical or insulting comments made to someone |
the Euthyphro | 『エウテュプロン』 |
courthouse | 裁判所 a building that contains law courts |
divine command theorist | 神の命令論者? |
dilemma | ジレンマ a situation in which a difficult choice has to be made between two or more alternatives, especially ones that are equally undesirable |
liken A to B | AをBに例える |
Abraham | アブラハム |
adultery | 姦通、不貞 sex between a married man or woman and someone he or she is not married to |
vacuous | 空虚な、無為の showing no intelligence or having no useful purpose |
omnipotent | 全能の having unlimited power |
superfluous | 余分な、必要以上の more than is needed or wanted |
verse | (聖書の)節 |
自然法論 #34
─自然法論とは何か?
─トマス・アクィナスのいう7つのbasic goodsとは何か?
─ヒュームは「である-べきである問題」を用いてどのように自然法論を批判したか?
dummy | (腹話術で使う)人形 |
fella | fellow |
divine command | 神の命令 |
commandment | 戒律 a divine rule |
denomination | 宗派 |
natural law | 自然法 |
bunny | ウサギ |
basic goods | |
naturally | 自然に without special intervention |
self-preservation | 自己保存 |
survival instinct | 生存本能 |
reproduce | 生殖する、繁殖する |
sex drive | 性欲 |
predator | 捕食動物 |
a wide swath of | 幅広い~ |
instinctual | 本能的な |
social animal | 社会性動物 |
solitude | 独りでいること the state or situation of being alone |
pack animal | 群れで暮らし集団で狩りをする習性のある動物 |
peer pressure | 同調圧力、仲間からの圧力 |
pack | (同一行動を取る人間の)一団、集団 |
piss A off | annoy A very much |
shun | ~を避ける deliberately avoid |
knower | 知る人 |
injunction | 禁止命令 an order given by a court, which tells someone not to do something |
positive | ※injunctionやsanctions(制裁)などのネガティブな事にpositiveがつくと逆のポジティブな意味になります。positive injunctionだと「やるべきこと」、positive sanctionsだと「報酬を与えること」という意味になります。 |
emotional creature | 感情的な生き物 |
kinda | kind of |
is-ought problem | である-べきである問題 |
fallacious | based on a mistaken belief |
blizzard | ブリザード、猛吹雪 |
sexual assault | 性的暴力、レイプ |
sin | 罪を犯す |
a can of worms | 複雑で解決困難な問題 |
カントと定言命法 #35
─「仮言命法」と「定言命法」はどう違うのか?
─「定言命法」の「普遍化可能性原理」とは何か?
─カントはなぜ人を何かの手段として利用することを否定するのか?
a panoply of | 多数の |
humanity | (集合的に)人類、人間 |
supernatural force | 超自然的な力 |
thereof | of the thing just mentioned; of that. |
hypothetical imperative | 仮言命法 |
categorical imperative | 定言命法 |
moral obligation | 道徳的義務 |
pure reason | 純粋理性 |
intellect | 知性、知力 the ability to understand things and to think intelligently |
formulation | 法式、定式化 a particular expression of an idea, thought, or theory |
universalizability principle | 普遍化可能性原理 |
dorm | 寮 dormitory |
snag | ~をさっとつかむ |
universalize | ~を一般化する |
counterintuitive | 直観に反した |
slip out | ~からそっと抜け出す |
means | 手段 |
end in itself | それ自体が目的であるもの |
will | 意思、意志 the mental power used to control and direct your thoughts and actions, or a determination to do something, despite any difficulties or opposition |
realize | ~を実現する |
imbue A with B | AにBを染み込ませる |
antithesis | 正反対 the complete opposite |
autonomy | 自律 freedom from external control or influence; independence |
功利主義 #36
─功利主義はカントの義務論をどのように批判しているか?
─「最大多数の最大幸福」とはどのような原則か?
─20人の人間を助けるために1人の人間を殺すことは正当化しうるか?
─「行為功利主義」と「規則功利主義」の違いは何か?
Dark Knight | ダーク・ナイト |
dude | a man; a guy |
Kantian | カント学派の人 |
Arkham | アーカム ※架空の都市の名前 |
maim | wound or injure someone very seriously and often permanently |
terrorize | deliberately frighten people by threatening to harm them |
Kantianism | カント哲学 |
Jeremy Bentham | ジェレミ・ベンサム(1748-1832) |
John Stuart Mill | ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873) |
Epicurus | エピクロス(341BC-270BC) |
bottom out | 底をつく、底に達する |
utilitarian | 功利主義者 |
intuitive | 直観的な based on feelings rather than facts or proof |
pleasure | 快 |
pain | 苦痛 |
hedonistic | 快楽主義の living and behaving in ways that mean you have as much pleasure as possible, according to the belief that the most important thing in life is to enjoy yourself |
egoistic | 利己的な |
egoism | 利己主義 an ethical theory that treats self-interest as the foundation of morality |
other-regarding | concerned with others rather than with oneself |
sentient | able to experience feelings |
the greatest good for the greatest number | 最大多数の最大幸福 |
good | 利益、ためになること benefit or advantage to someone or something |
alternative | 代替策 |
interest | 利益 |
generous | 寛大な willing to give money, help, kindness, etc. |
selfless | 無視無欲の、私心のない caring more for what other people need and want rather than for what you yourself need and want |
benevolent | 善意ある kind and helpful |
disinterested | 公平無私な able to judge a situation fairly because you are not concerned with gaining any personal advantage from it |
spectator | 傍観者、見物人 someone who is watching an event or game |
disposition | 性向 |
good will | 善意 |
participant | 参加者 |
fair | 公平な treating people equally without favouritism or discrimination |
unbiased | 偏見のない able to judge fairly because you are not influenced by your own opinions |
Bernard Williams | バーナード・ウィリアムズ(1929-2003) ※イギリスの哲学者 |
botanical expedition | 植物探検 |
indigenous people | 先住民 |
execute | ~を処刑する |
oppressive regime | 抑圧的な政治体制 |
dirt bag | ひどいやつ an unpleasant person who has done something dishonest or unacceptable |
act utilitarianism | 行為功利主義 |
classical utilitarianism | 古典的功利主義 |
transplant | 移植、移植手術 |
lung | 肺 |
kidney | 腎臓 |
liver | 肝臓 |
transplant patient | 臓器移植患者 |
organ | 臓器 |
rule utilitarianism | 規則功利主義 |
in the short run | 短期的に |
社会契約論 #37
─「自然状態」ではホッブズの考えるような「万人の万人に対する闘争」になるとあなたも考えるか?
─ホッブズ的社会契約論では道徳はどこから生まれるか?
─「囚人のディレンマ」状況で人は協力することが可能か?
immoral | 不道徳な |
utopia | ユートピア |
Thomas Hobbes | トマス・ホッブズ (1588-1679) |
the state of nature | 自然状態 |
security | 安全 the state of being free from danger or threat |
bully | a person who habitually seeks to harm or intimidate those whom they perceive as vulnerable |
civil society | 市民社会 |
contract | 契約 |
self-interested | 自己本位の、利己的な motivated by one’s personal interest or advantage, especially without regard for others |
guacamole | グアカモレ ※アボカドをつぶして作るメキシコ料理 |
on edge | nervous, especially because you are expecting something unpleasant to happen |
contractarianism | 契約論、契約主義 |
explicit contract | 明示の契約 |
implicit contract | 暗黙の契約 |
natural-born citizen | その土地で生まれた市民 |
jury duty | 陪審義務 |
punishment | 処罰 |
war of all against all | 万人の万人に対する闘争 |
idyllic | 牧歌的な very beautiful, happy, and peaceful, with no problems or dangers |
Albert W Tucker | アルバート・タッカー(1905-1995) ※カナダの数学者 |
Merrill Flood | メリル・フラッド(1908-1991) ※アメリカの数学者 |
Melvin Dresher | メルビン・ドレシャー(1911-1992) ※ポーランド生まれのアメリカの数学者 |
interrogation | 尋問 |
the prosecution | [集合的に]起訴者側、検察当局 |
offense | 違反、犯罪 a breach of a law or rule; an illegal act |
wrinkle | a problem, usually a small one |
squeal | (警察などに)秘密を漏らす、密告する give information to the police about people you know who have committed a crime |
defection | 裏切り、背信 |
social cost | 社会的費用 |
contractor | 契約者 |
legitimate | 正当な、合法的な fair or reasonable; acceptable or allowed by law |
permissive | allowing behavior that many other people might disapprove of |
アリストテレスと徳論 #38
─アリストテレスの唱える「徳論」とはどのようなものか?
─なぜ中庸が望ましいのか? 具体例を上げよ。
─あなたには道徳的手本となる人はいるか?
─「ユーダイモニア」とは何か?
extravagant | doing or using something too much or more than is necessary |
virtuous | 高潔な、有徳の behaving in a very honest and moral way |
virtue | 徳、美徳 moral goodness of character and behavior |
virtue theory | 徳論 |
character | 人格、性格、個性 the particular combination of qualities in a person or place that makes them different from others |
eudaimonia | ユーダイモニア、幸福 |
proper functioning | 正常な機能(?) |
fertile | 子を多く産む、多産な |
acorn | どんぐり |
midpoint | (2つの端の)中間点 |
extreme | (範囲の一方の)極、端 |
vice | 悪徳 a moral fault or weakness in someone’s character |
the Golden Mean | 中庸 |
headlong | with great speed or without thinking |
zit | にきび、吹き出物 pimple |
constructive | 建設的な |
soul-crushing | (命じられた仕事などが)死ぬほど退屈な、、精神的ダメージをもたらす |
stinginess | 物惜しみ、出し惜しみ |
addict | 薬物中毒者 |
practical wisdom | 実践知 |
street smarts | 都会で生きていくための知識 the experience and knowledge necessary to deal with the potential difficulties or dangers of life in an urban environment |
habituation | 習慣化 |
emulate | ~をまねる |
fake | 偽の、インチキな made to look like a real material or object in order to deceive people |
ingrained | (習慣・考え方などが身に)染み付いた (of beliefs) so firmly held that they are not likely to change |
robust | 頑強な |
trait | (性格の)特質 a particular quality in someone’s character |
motivation | 動機づけ、やる気を起こさせるもの |
pinnacle | 頂点 |
strive | make great efforts to achieve or obtain something |
eudaimonistic | eudaimoniaの形容詞 |
coast | (努力しないで)楽に進む |
道徳的運 #39
─「当為は可能を含意する」とはどういう意味か?「因果責任」はあるが「道徳的責任」がない例をあげよ。
─危害を加えなくても、悪事を犯す例をあげよ。
─「構成的運」と「環境的運」はどう異なるのか?
─ほめることととがめることはその人の行動の結果と関係するか?
drunkenly | 酔っぱらって |
deserted | 人けのない (of a place) empty of people |
dart out into the road | 道に飛び出す |
Thomas Nagel | トマス・ネーゲル(1937-) ※ユーゴスラビア出身のアメリカの哲学者 |
thorny | difficult to deal with |
blameworthy | 非難に値する |
drive while intoxicated | 飲酒運転をする |
moral responsibility | 道徳的責任 |
principle | 原則 |
ought implies can | 当為は可能を含意する |
brake line | ブレーキライン ※自動車の部品 |
causal responsibility | 因果責任 |
a chain of events | 一連の出来事 |
lump | こぶ |
chuck | throw A carelessly or casually |
creepy | causing an unpleasant feeling of fear or unease |
creep | an unpleasant person |
wrongdoing | 悪事 |
constitutive luck | 構成的運 |
cranky | easily annoyed or upset |
circumstantial luck | 環境的運? |
concentration camp | 強制収容所 |
antecedent | 先立つ、先行する preceding in time or order |
get a break | 幸運をつかむ obtain a favorable opportunity |
fall flat | be unsuccessful |
society at large | 社会全体 |
10 倫理学を現在社会に適用する
正義とは何か? #40
─分配的正義とは何か?
─need-based justiceとは何か?
─merit-based justiceとは何か?
─ロバート・ノージックはジョン・ロールズの正義論をどのように批判したか?
─消極的権利と積極的権利の違いは何か?
─応報的正義とは何か?
─処罰の主目的は応報か、リハビリテーションか、抑止か?
justice | 正義 fairness in the way people are treated |
economic justice | 経済的正義 |
criminal justice | 刑事司法 |
just society | 公正な社会 |
unjust | not fair or reasonable |
political libertarian | 政治的リバタリアン |
criminal | 犯罪者 |
dole out | give something to more than one person |
merit | the quality of being good and deserving praise |
stuff | a substance, especially when you do not know or say exactly what it is |
sanitation | 公衆衛生 |
distributive justice | 分配的正義 |
equality | 平等 |
need-based justice | 必要性に基づいた正義? |
deserve | ~に値する |
John Rawls | ジョン・ロールズ(1921-2002) |
fairness | 公正 |
well-off | rich |
level playing field | 条件を公平にする |
reason | think, understand, and form judgments logically |
natural | 生まれながらの |
disadvantage | 不利な立場[状況] |
natural lottery | ? |
Robert Nozick | ロバート・ノージック(1938-2002) |
draw | 呼び物、〔客などを〕引き付けるもの |
negative right | 消極的権利 |
positive right | 積極的権利 |
retributive justice | 応報的正義 |
in proportion to | ~に比例して |
eye-for-an-eye | 目には目を |
mete out | (賞罰・報酬などを)~に割り当てる,与える |
incarceration | 投獄、監禁 imprisonment |
fine | 罰金 |
straight up | used to emphasize that what you are saying is true |
tit-for-tat | しっぺ返し |
welfare maximization | 厚生極大化 |
vindictively | 復讐心に燃えて、執念深く unreasonably cruelly and unfairly towards someone who has harmed you |
be in order | be appropriate in the circumstances |
rehabilitation | 社会復帰、更生 the process of helping someone to do this after they have been in prison |
paternalistic | (of people in authority) making decisions for other people rather than letting them take responsibility for their own lives |
deterrence | 抑止 |
restorative justice | 回復的正義 ※一般的には「修復的司法」と訳されています。 |
make amends | (悪行・過失・損害などの)償いをする |
community service | 社会奉仕 |
forgiveness | 許し、許すこと |
retributive | 応報的な |
差別 #41
─患者の女性が男性の婦人科医から診療を受けることを拒否することは差別に当たるか?
─歴史的に差別を受け続けたグループに対して恩恵を与えることは望ましいか?
discrimination | 差別 |
discriminate | (~を)差別する、区別する |
at an even keel | continuing or operating without problems or sudden changes ※on an even keelと言うことが多い |
be in the driver’s seat | be in charge or in control of a situation |
unequal treatment | 不平等待遇 |
sight | 視力、見る能力 |
discriminate against | ~を差別する |
favoritism | えこひいき unfair support shown to one person or group |
clientele | [集合的に]顧客、常連 |
livelihood | 生活の糧 a means of securing the necessities of life |
gynecologist | 婦人科医 |
diversity | 多様性 |
white supremacist | 白人至上主義者 |
same sex marriage | 同性婚 |
Judith Jarvis Thomson | ジュディス・ジャービス・トムソン(1929-) ※アメリカの哲学者 |
rule of thumb | 大まかなやり方、経験則 a practical and approximate way of doing something |
underprivileged | (社会的に)恵まれない not enjoying the same standard of living or rights as the majority of people in a society |
pale skin | 青白い肌、血色の悪い肌 |
personal belief | 個人的信念 |
fear of the unknown | 未知のものへの恐れ |
unfounded | 根拠のない not based on fact |
job applicant | 求職者 |
roll around | arrive or happen again |
人間以外の動物 #42
─ピーター・シンガーの言う「種差別」とは何か?
─知性の低さを理由に特定の動物を虐待することを正当化できるか? 知性が高い動物ほど虐待すべきではないという主張は正しいか?
─カール・コーエンの言うproud speciesistとは何か?
─「必要」であれば人間は他の動物を利用してもかまわないか?
Cecil the lion | ライオンのセシル ※ジンバブウェのワンゲ・ナショナル・パークに暮らしていたライオン。アメリカ人歯科医のウォルター・パルマーにスポーツハンティングで射殺される。 |
majestic | very big, impressive, or beautiful |
sack | (粗い布製の)ずだ袋 |
kitten | 子猫 |
deer | シカ |
puppy | 小犬 a young do |
cosmetics | 化粧品 |
tear duct | 涙管 |
flush A out of B | BからAをどっと流す |
blind | ~を失明させる |
euthanize | ~を安楽死させる |
beak | くちばし |
speciesism | 種差別 |
descendant | 子孫 |
in a nutshell | 簡単に言えば in the fewest possible words |
bunny | a rabbit |
arbiter | 調停者、裁定者 |
intelligence | 知能、知力 |
speciesism | 種差別 a group of animals or plants whose members are similar and can breed together to produce young animals or plants |
trump | ~より勝る do better than |
dystopian | 暗黒郷の relating to a very bad or unfair society in which there is a lot of suffering |
cognitively | 認知的に |
Carl Cohen | カール・コーエン(1931-) ※アメリカの哲学者 |
hypocritical | 偽善的な saying that you have particular moral beliefs but behaving in a way that shows these are not sincere |
rancher | 牧場主 |
fisher | 漁師、釣りをする人 a person who catches fish for a living or for sport |
tradition | 伝統 |
slavery | 奴隷制 |
self-defense | 自衛、自己防衛 |
unjustified | 不当な |
out-and-out | complete |
at A’s disposal | Aが自由に使える available for A to use |
be factored into | ~に含まれている |
calculus | a particular method or system of calculation or reasoning |
starvation | 飢餓、餓死 suffering or death caused by lack of food |
companion | 連れ someone you spend a lot of time with |
vegetarian | ベジタリアン |
flesh | (哺乳動物の)肉 the soft part of the body of a person or animal that is between the skin and the bones |
speciesist | 種差別主義者 |
racist | 人種差別主義者 |
homophobe | 同性愛恐怖症の人 |
家族の義務 #43
─ジェーン・イングリッシュが、子どもは親に対して何の義務も負わないと考える理由は何か?
─ジェーン・イングリッシュが唱えるfriendshipな親子関係とはどのようなものか?
─ヒュー・ラフォレットが子を持ち、子を育てるにはライセンスが必要と考える理由は何か?
─ケアの倫理とは何か? その問題点とは何か?
diaper | おむつ |
Jane English | ジェーン・イングリッシュ(1942-) ※アメリカの哲学者 |
selfish | 利己的な、自己中心的な |
ungrateful | 感謝の念を持たない、恩知らずの |
mean | 意地の悪い、不親切な cruel or not kind |
unconditional | 無条件の |
conditional | 条件付きの |
assumption | 仮定 |
payout | 大金の支払い |
incur debt | 借金する、債務を負う |
dissolve | disappear |
likewise | 同じように in the same way |
genetic material | 遺伝物質 |
barber | 理髪師 |
Hugh LaFollette | ヒュー・ラフォレット(1948-) ※アメリカの哲学者 |
Claudia Mills | クラウディア・ミルズ(1954-) ※アメリカの哲学者 |
spouse | 配偶者 |
prejudice | 偏見 |
貧困と貧困に対する我々の反応 #44
─先進国に住む人々は発展途上国で貧困に苦しむ人々を援助する義務があるか?
─ピーター・シンガーは、池でおぼれている目の前の子供を助ける道徳的義務があるのであれば、見たこともない発展途上国の今にも死にそうな子供を助ける道徳的義務があると主張している。あなたはこの主張に同意するか?
─ギャレット・ハーディンの言う「救命ボートの倫理」を用いて先進国住人が発展途上国の人々を助ける義務を否定することは可能であると考えるか?
intestinal worm | 回虫 |
preventable | 防ぐことのできる |
mosquito net | 蚊帳 |
loose change | (手元にある)小銭 |
affluent | 裕福な、金持ちの wealthy |
hard-earned | 苦労してやっと得た earned or achieved after a lot of effort |
life-threatening | 命を脅かす |
supererogatory | 義務以上の、義務とされている以上の善い行ないをして ※In ethics, an act is supererogatory if it is good but not morally required to be done. |
moral duty | 道徳的義務 |
pass by | ~のそばを通る |
flail | wave your arms or legs in an uncontrolled way |
wade into the water | 水の中を歩く |
muddy water | 泥水 |
replaceable | 交換可能な |
halfway around the around | 地球の反対側に |
inconsistency | つじつまの合わないこと、不一致、矛盾 a situation in which two statements are different and cannot both be true |
moral thinking | 道徳的思考 |
excusable | (過ちなどが)許される able to be justified or forgiven |
bear the burden of | ~の重みに耐える |
matter | 重要である |
drown | 溺れ死ぬ |
donate | ~を寄付する |
ecologist | 生態学者 |
Garrett Hardin | ギャレット・ハーディン(1915-2003) ※アメリカの生態学者 |
lifeboat | 救命ボート |
room | (空間的な)余裕、空き場所 space somewhere for a particular thing, person, or activity |
aboard | (乗り物に)乗って on or onto a ship, plane, or train |
doomed | 死ぬ運命の certain to fail, die, or be destroyed |
social structure | 社会構造 |
inescapable | 逃れることのできない |
overpopulation | 人口過剰 |
hard truth | 受け入れ難い真実 |
counter-intuitively | 直観に反しているが |
compassionate | 思いやりのある feeling sympathy for people who are suffering |
sustain oneself | 自立してやっていく |
unevenly | 不均等に |
either/or fallacy | 二者択一の誤謬? |
arbitrary | 恣意的な |
自殺ほう助と命の価値 #45
─中絶で胎児を死なせるのは殺人か?
─クオリティ・オブ・ライフのために「命の尊厳」を犠牲にすることは認められるか?
─「個人的自由」の立場から、自分の命を自分で絶つことは認められるか?
─「個人的自由」の立場から、女性が自己決定で中絶することは認められるか?
─「代理判断の基準」とは何か?
─「非自発的な安楽死」は認められるか?
─自発的に安楽死しようとする人の自殺ほう助をすることは認められるか?
Brittany Maynard | ブリタニー・メイナード(1984-2014) |
terminal | (病気が)末期的な |
prescribed | (医者に)処方された |
fetus | 胎児 ※受精後9週目に入ってから出産までの胎児。それ以前は胚(embryo) |
spina bifida | 二分脊椎 |
paralyze | ~を麻痺させる |
spine | 脊柱 |
second trimester | 妊娠中期[第2期] |
make A’s head spin | (主語のせいで)Aの頭がくらくらする |
penultimate | 最後から2番目の |
assisted suicide | 自殺ほう助 |
under A’s belt | Aのものになって、身について |
fetal abnormality | 胎児異常 |
Zika virus | ジカウイルス |
transmit | (病気・ウイルスなどを)うつす、伝染させる |
sexual contact | 性的接触 |
microcephaly | 小頭症 |
motor | relating to muscles that produce movement |
seizure | (脳卒中やてんかんなどの)発作 |
rigid limbs | 硬直した四肢 |
detectable | 発見可能な |
disabled person | 身体障害者 |
disability discrimination | 障害者差別 |
Gretchen Voss | グレッチェン・ヴォス |
terminate pregnancy | 中絶する |
Margaret Olivia Little | マーガレット・オリビア・リトル ※ジョージタウン大学哲学部教授。通称Maggie Little |
abort | 中絶する |
heartache | 心痛、苦悩 |
flourish | grow or develop successfully |
death-by-cancer | ガンによる死 |
death-with-dignity | 尊厳死 |
personal liberty | 個人的自由 |
spare | (ネガティブな事)をなしで済ます prevent someone from having to experience something unpleasant |
proxy | 代理の |
decision-maker | 意思決定者 |
substituted judgment | 代理判断 |
dementia | 認知症 |
non-voluntary euthanasia | 非自発的な安楽死 |
life support | 生命維持 |
vegetable state | 植物状態 |
objectionable | unpleasant and likely to offend people |
irreversible | 不可逆の、元の状態に戻せない |
unconsciousness | 無意識 |
misplaced | 見当違いの not appropriate or correct in the circumstances |
sanctity of life | 命の尊厳 |
voluntary euthanasia | 自発的な安楽死 |
11 良い人生とは何か?
良い人生とは何か? #46
─実存主義者のカミュはなぜシーシュポスの神話に肯定的なのか?
─あなたはノージックの「経験機械」を試したくはないか?
─あなたは「よい人生とは何か」考える際に、カミュとアリストテレスのどちらの主張の方が正しいと思うか?
funeral | 葬式 |
reminisce | 回想する talk or think about pleasant events in your past |
liver | a person who lives in a specified way |
the myth of Sisyphus | シーシュポスの神話 |
transgression | the act or process of breaking a law or moral rule |
boulder | 丸い大きな石 a large round piece of rock |
roll | ~を回して前へ進める |
roll down | 転がり落ちる |
inherently | 本質的に、生得的に |
inherent | (性質などが)本来備わっている |
depressing | 気のめいる making you feel very sad |
childhood | 子ども時代 |
amass | ~を蓄える accumulate |
Scrabble | スクラブル ※単語を作成して得点を競うボードゲーム |
squirrel | リス |
Joanne Ciulla | ジョアン・チュラ(1952-) ※アメリカの哲学者 |
experience machine | 経験機械 |
tend | ~の世話をする look after |
feeding tube | 栄養チューブ |
Beyonce | ビヨンセ(1981-) ※アメリカ人歌手 |
hedonist | 快楽主義者 |
take A for a spin | Aを試してみる |
complacency | 現状に満足すること a feeling of calm satisfaction with your own abilities or situation that prevents you from trying harder |
the status quo | 現状 |
infinite | 無限の |
underachiever | someone who does not do as well at school or at work as they could do if they worked harder |
couch potato | カウチポテト someone who spends a lot of time sitting and watching television |
determiner | 決定する人 |
grapple with | (問題・課題など)に取り組む try hard to deal with or understand something difficult |
materialist | 唯物論者 |
determinist | 決定論者 |
lay | 素人の、非専門家の |
career | 経歴 |
profession | 専門的職業 |
have a hand in | (活動・企画など)に参加する |
mindful | (人が周囲のことなどに)気を配る、意識している inclined to be aware |
holistic | considering a person or thing as a whole, rather than as separate parts |